姫路の名産品


姫路の名産品(広告)
白鷺の城 純米大吟醸 【軍師官兵衛】720ml
白鷺の城 純米大吟醸 【軍師官兵衛】720ml
全国新酒鑑評会金賞を毎年のように受賞している姫路が誇る銘酒です
白鷺の城 大吟醸 山田 38% 1800ml (おりがらみ)
白鷺の城 大吟醸 山田 38% 1800ml (おりがらみ)
全国新酒鑑評会金賞を毎年のように受賞。フルーティで飲みやすい銘酒です
姫路おでん
姫路おでん
姫路のご当地グルメ、姫路おでん
明珍火箸風鈴
明珍火箸風鈴
代々甲冑師だった明珍が近代になって作り上げた火箸。それを使った風鈴。スティービーワンダーなどの音楽家も楽器として使用

2014年12月31日水曜日

宝くじ買う時は気をつけろ! という話

今年ももうすぐ終わり。年末ジャンボの発表まであと少しとなった今日。
宝くじについて考えてたら少し思い出したことが。

前に地元のスーパーの横にある小さな宝くじ売り場でロト6買おうと思って、マークシートを塗りつぶしていた時。
常連客らしい男と売り場のおばさんの会話。




売り場「そうそう。そう言えば、いつも買いに来てるニット帽のおっちゃんいるやん。☓☓☓万円当たってたみたいよ!」
男「ほんまに? 凄いわそれ!」




バレバレやん(´・ω・`)
売り場で確認して発覚したのか、そこで買ったからわかったのか、おっちゃんが自慢して広まったのかは謎。
しかしまぁ人の口に戸は立てられぬとは言え、小さな田舎の販売所だと個人情報もへったくれもなく噂は広まるもんなんやなぁ…と実感した話。
それからは地元の小さな販売所から足が遠のいたのは言うまでもないですが。
これ以外にも、意外と広まるルートというのは多かったりします。

例えば、宝くじやtotoについても、WEB上で一等当選の販売所が公開されています
前は近所のローソンでたまにtotoBIGを買ったりしてましたが、よく考えるとそのローソンでtotoBIGを買ってる人なんて数人。多くても数十人。下手すると自分一人の可能性もあるわけで。
もしそのローソンから一等が出た場合、店員なら割と絞り込めるんじゃないかと思います。
そう考えたら近所のコンビニでは買いにくくなりました。
勿論、不特定多数が利用する駅前とか街中のコンビニだと難しいでしょうけど、近所の人が客層の大半を占める住宅街のコンビニで一等が出たなら、ほぼその近辺の人間が当たったことなんて確定でしょう。
店員も頻繁に訪れる常連客の顔を覚えてるかもしれないし。
変わったものを買う客。例えばtotoBIGを買った客なんて記憶に残りやすいんじゃないでしょうか。

ということで今の時代、宝くじを買うならネット販売が良いと思います。


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toto、Numbersに関しては上記楽天銀行などのネット口座で買えます。

普通の宝くじに関してはみずほ銀行のネット口座で買えます。

Numbers、ロト6、ロト7に関してはみずほ銀行、東京三菱UFJ銀行などのカードがあればATMで買えます。
まぁこれはネット購入ではないですけど。




支払いはそれぞれの口座からの引き落とし。
当選金はそれぞれの口座へと自動で払い込みされることは共通してますね。
基本的に購入時にも換金時にも第三者の手に触れることがないので、販売店で買うより匿名性は高いです。

それとこの、当選金の引き換えが自動というのも地味に大きいと思います。
わざわざ引き換えに行かなくてもいいってのも大きいけど、自動で当選確認されるので、大量に購入した場合は確認が楽だし。
高額当選の場合は、面倒な手続きや銀行で待たされる手間もありません。
銀行窓口に宝くじ出して別室に案内されるとか、それもう目立ちまくりでしょうしね。

BIGの一等当選売り場を確認してみた感じ、今現在でも既に半分近い人がネットで購入してるみたいですし、考えてみるのもいいと思います。






まぁ、当たらなければどうということはない( ・`ω・´) シャキーン!
という話ですけどね……。

2014年12月24日水曜日

2014/12/23 姫路 市民ふれあい朝市

2014/12/23
大手前公園で開催されていた『市民ふれあい朝市』に行ってきました。





大手前通り沿いの大手前公園で、近隣地区の組合がとれたての野菜などを販売してました。
姫路和牛の試食会もありましたね。




この日は朝市があるということで、朝から姫路城前までゆったり散歩。
出かける前にPCが壊れて復旧してみたり、時間を食いながらも午前10時30頃に到着。

しかしPCの症状が壊れた前のPCと同じなのが地味に怖い。
同じだからこそ、さっくりと治せたが。前のPCが壊れた時の初期段階とまったく一緒な症状。
前のPCと同じ道をたどりそうで嫌だ。
まぁ、今のPCを買って、動画編集とかネットとか色々で使ってみた感じ、普通に使う分にはPCなんて普通にロースペックでも何の問題もないとわかってしまった。
グラボさえ用意すれば中古で1万円以下のPCでもHD動画の編集ぐらいなら問題なくいける。
だから、壊れたらまた安くPC見繕えばいいだけだが、データ移したり、ひと通りソフトを入れなおすのが面倒くさい。

まぁそういう話はいいとして…。



この朝市。
野菜、乾物、特産品を使った加工品、花、食べ物、などが販売されていて。
その場で食べられる食べ物も売ってたけど。普通の巻き寿司とかサンドイッチとか唐揚げとか、ちょっとミスマッチじゃ?と、少々疑問に思う商品も。





前に行った『姫路市場まつり』の時は、割と子供向けと割りきってイベント組んでただけに、子供も多くて。
ほら。子供ってフライドポテトとかたこ焼きとか売られてたらすぐに欲しがるじゃないですか。
大人なら、わざわざ出かけてまでフライドポテトなんて食べようとは思わないけど、子供は観光地行ってもファミレスでカレー食べてたら満足みたいな。
そんな感じ。
だから姫路市場まつりではフライドポテトとか子供が行列作ってたわけですけど。
流石に、朝市に出かける子供が多いわけもなく…。
…という感じ。


『地域の名産品で作りました』
っていうことであれば、「どんなもんかな」と間違いなく買って食べてた。






















そんなこんなでひと通り見て回りました。
動画にもありますけど野菜は安かったです。
里芋とか和人参とか大きいのが安くて、本当は買って帰って煮っ転がしにでもしたかったけど、この日はこの後も色々と見て回る予定だったので、断念。
流石に里芋ぶら下げて姫路城とか入りたくないわけで…。

この日は、『ヒメナリエ』とか言う、どこぞのアレをパ◯ったような愛称を定着させようと自治体が躍起になってる、姫路みゆき通りがクリスマス仕様にライトアップされるという『HIMEJI Wintopia MIYUKI』の話を聞いて、それを撮影するのが主目的だったので。ここから夜まで里芋と和人参ひっさげてほっつき歩くのもちょっと嫌だったのも大きい。

その動画
クリスマスイルミネーション仕様のみゆき通り

というわけで、この日はこのまま姫路城へと行きました。




それはまた次の動画で。

2014年12月8日月曜日

作ってみました、Youtubeファンファインダー用動画




youtubeには『ファンファインダー』という仕組みがあります。

ユーチューブを見ている時、たまに動画前にCMが入ることがあると思います。
そういうCMの一つとして、ユーザーが投稿したCM動画を無料で流してくれるのが『ファンファインダー』という機能です。

今回はこのファンファインダー用の動画を編集してみました。
制限時間2分の動画ですが。どういう編集をするのか。素材を何にするのか。かなり悩みましたね。
しかしまあ、悩んだこともあってそこそこまとまったと思います。




しかし大きな問題が。
恐らくこの動画がファンファインダーとして流されることは難しいのではないか、と思っているところ。

まず、
①他のブログによると、以前は実質的にチャンネル登録者数1000人以上の人専用のサービスだったが、いつのまにかその制限が消えている。今は誰でも登録可能。
(youtubeは仕様がころころと変わる。しかも頻繁に。いつのまにか変わってる)
今は『ファン ファインダーは、十分な視聴データがある、チャンネル登録者数の多いチャンネルに適しています。』
という控えめな表現に留まっている。
だが、内部的にはその縛りが残っているのではないか?という予想。

②ファンファインダーは、自分の動画を再生した人、チャンネル登録者などが他に再生した動画から、その個人の趣味趣向を判別。
そのデータから同じような趣味趣向の人を見つけ、その人に対してファンファインダー動画を見せてマッチングするアルゴリズムを組んでいるらしいので。
このチャンネル登録者数1000人以上、という縛りにも一応は必要性がある。

『第三者からの有効な申し立てが存在するチャンネルのプロモーションは行われません。』
という文言が規約にある。
前に作った商店街を歩く動画で、商店街で流れてた音楽が第三者の著作権に引っかかった。
これが問題になる可能性がある。


というわけで、ファンファインダーを作ってはみたものの、ファンファインダーとして使われることはなさそうな予感。





『チャンネル広告のステータスに応じて、ファン ファインダー ページに次のステータス メッセージが表示されます』
と、ヘルプに書いてあるので。
キューに追加済み。審査中。一時停止中。不承認。
などのステータスが表示されるはずなのに、
こんな感じで、登録してから一週間以上経つのにステータスメッセージの表示すらなし。
『審査中』というステータスすら表示されないので、どうなってるのかすら不明。
まぁ何か無理っぽい感じ。
最初から、「まあ無理だろう」と思ってたので、とりあえず期待せずに放置しておくつもりです。

『ファン ファインダーは、過去 90 日間の累積総再生時間が 15,000 時間以上のチャンネルに対して優れた成果を上げることがわかっています。これは、マッチング アルゴリズムをサポートするのに十分な視聴データが存在するからです。』
なんてヘルプに書かれてるし、最初から無理ではあった…。
今計算してみたら、現時点で90日間の累積再生時間は234時間だし。
話になってなかった…。





でもせっかく作ったので、チャンネルのトップのチャンネル紹介動画として使っています。
まあ9月の頭頃に始めたので、まだ投稿し始めて90日ぐらいですからね。
気長にやっていきます。

2014年12月6日土曜日

ビデオカメラが欲しいけど、現実的に考えて色々と無理という話

最近「ビデオカメラが欲しいなあ」と思うこの頃。
えっ、じゃあ今まで撮ってきた動画は何で撮影したんだ? と言われそうですが。
今はコンパクトデジタルカメラの動画撮影機能で撮ってるんですよね。
そこそこ画質も良いし、下手なビデオカメラより性能が良いし、手ぶれ補正機能もコンデジにしてはかなり良い。
値段も中古でコミコミ5000円程度だったので、これにしたんですけど。
本来はビデオカメラを買う予定だったんです。
動画を投稿するための動画撮影が主目的ですからね。


でもビデオカメラってかなり高ったんです。
中古やら型落ちやら検討してみたけど、やっぱり高い。
性能の上限は当然ながらビデオカメラのほうが上だが、同程度の性能ならビデオカメラよりコンデジのほうが、何故かかなり安いんですよね。
歩き撮りしたかったんで、手ぶれ補正と、あとはフルHDが欲しかったけど、条件を満たすのは無名メーカー製で1万円以上で、画質がイマイチ。
そこそこ使えそうなのは2万前後がデフォだったので、安く始めたかったし、コンデジでいいかとなったわけですけど、やっぱり良いビデオカメラがどんどん欲しくなる。
SONYの型番CXシリーズの空間光学手ブレ補正が付いたので4万程度のが欲しいところなんですけどね。


やっぱり今は、ビデオカメラはSONYが一番。
手ぶれ補正はSONYがダントツみたいだし、歩き撮りするならソニー製。
別にSONY信者ではないけど、歩き撮りばっかりしてるからSONY製以外は考えてない。
だから、次に買うならSONYのビデオカメラにするつもりなんだけど。
ビデオカメラを買って、それでおしまい、という訳にもいかない。
何故かと言うと、撮った動画をエンコードするPCの性能が追いつかないから。


今うちで使ってるPCのCPUはCore2Duoの2.66Ghz程度。
はっきり言って、フルHD動画のエンコードなんて無理!
動画投稿し始めの頃は1280pのフルHDで投稿してたけど、この頃は大体1分の動画を高画質でエンコするのに1時間程度はかかっていた。
今から考えたら狂気に近い。
今現在、動画サイズを720pのHDまで落として、1分の動画を高画質でエンコするのに15分程度。
これで何とか我慢して使えるレベル。
それでもCPU使用率99%維持で他の作業が不可能になる。
現実的に考えて、これ以上高画質のカメラを使っても編集作業が出来なくなるから直上げしかなくなるだろうし、ぶっちゃけ4Kサイズは動画再生すら怪しいんじゃないかと思ってるところ。


だから、良いビデオカメラを買うなら、それはPCの買い替えもセットで考えないとダメということ。
しかもそれなりに良いPCにしないと意味がない。
PCとビデオカメラのセットで15万ほどは覚悟しないといけないと思ってるところ。
やっぱりどう考えても現実を見たらビデオカメラを買うのは厳しくなってしまう。

2014年12月3日水曜日

姫路、二階町商店街。西と東で空気がガラッと変わる





姫路駅と姫路城の中間を東西に伸びている二階町商店街です。
撮影時は2014年の11月、午後5時半頃だと思います。



赤い矢印が動画1、二階町商店街。
青い矢印が動画2、西二階町商店街。
地図下側にあるのが姫路駅です。





さて、この二階町通り商店街ですが、数百年前から姫路総社への参道として栄え。
平屋しか認められてなかったところを例外的に二階まで許されるようになり、それが通りの名前となりました。
昔はそういう人の流れがあり、中心地的な役割を果たした場所でしたが、南に姫路駅が出来たことで人の流れが東西から南北へと変わり。
姫路城前に大型駐車場が完備されたことで駅から城までの間を通る必要性も薄れ。
近年では姫路市の方針的に姫路駅前に商業施設を集中させているために、駅から遠い二階町通りは人通りの減少が激しいです。
少し前まではダイエーなどの大型店舗もありましたが、ほとんどが撤退。
老舗もいくつか潰れているそうな。

それでも動画1の東側はまだマシなほう。
姫路は商業地が姫路駅から姫路城の間に集中してるけど、実際のところは大手前通りを挟んで東側に集中していると言っていいはず。
何が理由なのかはわからないけど、東と西でガラリと変わってしまう。
この動画1と動画2を見比べるとわかりやすいと思う。
西と東で大通りを一本挟むだけで人の数も客層も店の種類も違ってくる。
一因として考えられるのは、姫路城東側に賢明・淳心・東高という良いところの高校3つが並んで存在しているところ。
更に大きな病院と図書館と美術館と公園と動物園がこの姫路城東側エリアに固まっている。
……って、そう考えると東側に人が集まるのは仕方がないのかもしれないと思えてくる。
姫路駅からみゆき通りやおみぞ筋を通って、この姫路城東側エリアに行き。帰りはその逆を通る。
西側エリアに足を運ぶ理由が特に存在しない。



しかし、だからと言って西側エリアが完全に寂れているのかと言えば、そういうわけでもない。
西側エリアは二階町商店街を除けば飲み屋が多くて、ぶっちゃけ夜の街。
動画2でも、通りを一歩抜ければスナックやキャバクラの看板が並ぶような街になる。
大手前通りより東が昼の街。西が夜の街。という感じか。
西側の夜の街へと行ってみるのも面白い?かも。

2014年11月28日金曜日

長野県北部の地震。長野県の、地域の結び付きの強さはどこから来てるのか

11月22日。長野県北部で発生した地震はマグニチュード6.7という大きさにも関わらず、奇跡的と言ってもいい、死者ゼロという結果になりました。
ニュースでも何度も取り上げられていますが、この「死者ゼロ」の背景には、地域の「結び付き」があった、とする話が多く出ています。



さて、この長野県という地域。
知ってる人には有名な話ですが、この地域は昔から「結び付き」強い地域だと有名なんですよね。
元々、山が多い場所で、大きな町は山と山の間の盆地に作られ。
山側には小さな村落が点在。
山を越えなければ県内の他の町と交流を持つことが難しく。町によっては県内より近県とのほうがアクセスが良いために、経済圏的には他県との結び付きが強かったり。
縦に長い形のため、北部と南部の結び付きも薄かったり……。

なんだか、地域の結び付きの強さの話なのに、何故か結び付きの弱さの話になってますが……。
まぁ何と言うか。
ぶっちゃけて言ってしまうと、長野県って県内の町同士の仲がくっそ悪いという話。
そしてその半面、町の中の結束が、かなり堅いという噂。



元々が別の県だったのをまとめて長野県としたため。
県名で揉め、県庁所在地で揉め、国立大学の場所で揉め。
国立大学に関しては普通、県の名前を冠する大学になるところを、何故か長野県は『信州大学』という名前。
これは信州大学の前身である学校が松本にあったこともあり、長野の名を使うことに反対意見が続出したとか何とか。
最近でも長野市以外の長野県民を「長野の人」と呼ぶと怒られるとか。
皆、他県で出身地を名乗る時も、長野県出身とは言わずに、特に南部は「信州出身」とか、地域名を言うとか。

最近だと松本市のサッカークラブ、『松本山雅FC』が地元の圧倒的声援を受けてJ2昇格。
J2では異常なほどの観客動員数を誇り、サポーターの応援も熱烈。
当然ながら、宿敵である長野市のサッカークラブ、『長野パルセイロ』 に絶対に負けるわけにはいかない、という思いが原動力なことは言うまでもなく。
両者共に近隣の町をホームタウンとして囲い込み、 自分達が長野県のサッカークラブだと言わんばかりに陣取り合戦を繰り広げています。



まぁそういう訳で、この地域は、隣町とは仲が悪いが町内の結束は堅い、という場所なわけで。
今回の地震ではその良い面が上手く吉と出て、美談と相成りましたが。
世の中、常に二面性が存在するもの。
ということを今回の地震での『地域の結び付きの強さ』に関するニュースを見て思いました。

2014年11月22日土曜日

乱視用眼鏡が欲しいのに乱視軸がわからない。そんな時は…

少し前のこと。
撮影を終えて家に帰ってきて、眼鏡を外してスツールの上に置き、洗面所で手を洗い。
リビングに帰ってきて、「よっこらせ」と、スツールに座って、眼鏡をハーフサイズに圧縮したことがありました。
よくあることですね。
で、仕方がないので眼鏡をネットで注文することにしたわけです。


今はネットで注文すると、レンズ付き眼鏡が送料込みで3000円以下とか普通な時代。
勿論、細かい微調整が出来ないので、当たり外れはありますが。
細かい事を気にしないなら問題なく使えるんです。


それで、注文しようとしたのですが。前に眼鏡を買ったのは数年前。
昔のデータを引っ張りだして調べようとしたけど、どう探しても「乱視軸・AXS」の数値だけが見つかりませんでした。
乱視軸についての説明は端折りますが、簡単に言うと、乱視の人の焦点の歪む角度を表す数値、みたいな感じのものです。
これがわからないと乱視用眼鏡は作れないわけで、ほとほと困り果てて、もう眼科かメガネ屋に行って再検査しようかと諦めかけてたんですけどね。
自分で言うのも何ですが、流石、横着者というか適当な性格とういか。

           |
       \  __  /
       _ (m) _ピコーン
          |ミ|
        /  `´  \
         ∧ ∧
        (・∀ ・)
        ノ(  )ヽ
         <  >
       ひらめいた!

という感じに閃いちゃったんです。
「角度なら分度器で測ればいいんじゃね?」
ってね。

「おいおい……天才か!?」
とツッコミが入りそうですが、その通りです。


結論から言うと、
分度器で測っても何とかなりました。
(個人の感想です。)


やり方としては、まず皆さんお使いの目の前の箱で『乱視表』をググって表示します。
画像検索で探すとわかりやすいです。
乱視表は出来る限り線の本数が多いもののほうがいいです。
あとはその表のやり方で測定。
時計でいうところの12時の位置を0度。3時の位置を90度として。
乱視表の棒が一番太く見える位置を覚えておいて、その角度を計算すればいいだけ。
まぁ完璧な測定は当然出来ないので、簡易的なものですけど。
実際のところ、出来上がった眼鏡をかけてもまだほんの若干のズレを感じるし。
やっぱり眼科で測定するのが一番良いんだろうけど、横着者はこれでもいいかもしれない。
(自己責任でお願いします)

2014年11月15日土曜日

播磨国総社、播州最後の秋祭り『霜月例大祭』へと行ってきた……はずが……。

11月14日。
姫路の中心地にある、播磨国総社(射楯兵主神社)で行われた播州秋祭りの最後を飾る霜月例大祭へと行ってきました。





……はずでした。








この姫路総社。姫路の中心地にあり、姫路では割と有名な神社。
初詣なんかだとテキ屋も大量に並んで参拝者の大行列が出来るほどには賑わう神社。
その秋祭りだし、それはもう盛大な秋祭りなんだろうと、期待して出発したわけです。



しかし…
神社正面の大鳥居の前に来たこの段階で既に違和感と嫌な予感。
人がいない。
テキ屋も見えない。
神社のHPによると、祭りは11月の13日から始まり、16日まで行われるはず……。
なんだこれは。


近づいてみるとテキ屋が。
祭りがあることは間違いなさそう?
しかし開いてるのは3軒ほど。
境内に入ると、
着物やおめかしをした子供達が。
これは…。
七五三??
いや確かにそういう時期ではあるが…。




入ってわかる、この場違い感。
あれ?自分は何をしにここに来たんだっけ?
何で人の七五三を撮影してるんだろう…。

この日はこの霜月例大祭の見学しか考えておらず。
もうこの時点でアテも外れて予定も事実上終了で、途方に暮れている状態。
しかし、このままここで人の子供を撮影してたら、ただの変な人。

とりあえず、このまま姫路総社を一周ぐるっと撮影することに。


動画2
動画3


姫路総社の動画は作ってなかったので、まぁこれはこれでいいかなと。

ぐるっと撮影して、「さて、これからどうすっか」となり、神社の入り口へ。

入り口にあった予定表。
これを見る限り、霜月氏子大祭は10時から。
今の時間は午後1時。
もう終わっとるやんか(´・ω・`)

一応、言っておくと。
毎回、色々と行く前にインターネットで確認はするんです。
でも、ほとんどこういう情報はインターネットに出ていないわけです。
総社のHPにもここまで詳しい時間は載っておらず。
灘のけんか祭りの時もそんな感じで、事前に調べても詳しい予定がほとんどわからなかった。

こういう看板作るんだったら、その前にその100分の1の労力を使ってHPに載せてほしいもんです。




そんな感じで予定表を確認したら、午後5時から「献吟」という行事があることに気がついた。
せっかくなんで何か祭りっぽいものを一つでも撮影しようと、待ってみることに。

それまで時間を潰すために「好古園」へと行くことにしました。
姫路城内部と好古園は動画にするのも大変そうだし、もっと良いカメラにしてから行こうと思ってたので放置してたけど、今日は他に時間潰せることもないし、もういいかなと。
好古園の散歩動画&ブログは近日中にアップロード予定。
好古園では、紅葉の日本庭園と共に。映画「るろうに剣心」や「幕末高校生」。その他、暴れん坊将軍や水戸黄門やら、よくわからないインド映画まで、色々なロケ地を巡ってきました。






そして好古園で時間を潰し、姫路城の内堀も歩いて時間を潰し。
5時まで待って再度、姫路総社前へ……。







またもやこの段階で違和感と嫌な予感が……。
境内から音も声も聞こえない…?

ど、どういうことなんだ?
と、境内へと入ると。


あっ…(察し)
これは一般ピープルが入っちゃダメな系のヤツですわ。
門の外に停まっている車のアイドリング音がかすかに聞こえる程度しか音がないほど静かで、門から境内に入ることすら躊躇してしまう。
写ってる女性が境内に入らなければここで回れ右して帰ってたと思う。
詳しくは上の動画を見ていただきたい。


近づくと、本当に静か!
自分、ここに居ていいんすかね?ね?

静かに和楽器が音を奏で、あの神社でよく聞く音楽が流れます。
これが「献吟」なんでしょうね。

というところで、この場違い感に耐えられなくなったので撤収することにしました。








今回の霜月例大祭。事前に見つけた簡単な予定表と他ブログの情報を総合して、実はある程度、予感はしてたんです。
まず、祭りが『子供屋台』『子供神輿』なこと。
他の地方はわかりませんが、播州付近では秋祭りを取り仕切る団体が大きく分けて2種類ありまして。

まず一つが地元の青年会or自治会。
地区の自治会が地域をまとめあげて祭りを運営するタイプ。
まぁよくある普通のやり方です。

で、もう一つが子供会が主催するタイプ。
これはそのまま、子供会。つまり小学生の子供を持つ親による運営。
自治会がどこまで噛んでくるのかは地域によって違うのでしょうけどね。
子供会が運営する場合、子供が主役ですから、屋台の乗り子とかが子供だし。神輿も小さくなって基本的にスケールも小さくなるんです。
皆、小学校を卒業したら(その親も含めて)祭りに関わることがなくなって興味も無くしますからね。
だから『子供神輿』と書いてあった時点で、子供会主催で、伝統的な秋祭りとは違うのだろう、という予感はありました。

そんなわけで、神輿が出てくる16日をあえて避け。
白浜の宮で行われる13日の『塩かきの儀』も避け。
14日か15日だな、と当たりをつけて行ってみたらこの結果。
やってしまった感がもりもり。夢がもりもり。

でもまぁ、 HPで詳しい時間載せたり、宣伝がない理由もわかったかな。
これもう明らかに地元の身内での祭りだし。
他所から人が来るなんてはなっから想定してないんでしょうね。
姫路の中心地での祭り。
『ひめじ祭り』という姫路の名を冠した別名。
地域で最大クラスの神社。
播州秋祭りの大トリを飾る祭り。
なんていう様々な情報を見て。観光的な要素を持った開かれた祭りを期待してしまったのが間違いだったのかもしれない。




2014年11月11日火曜日

姫路駅地下グランフェスタを歩く動画



姫路駅地下グランフェスタ。
再開発で新しくなってオシャレな名前に変わってしまいました。


何だか高校生の頃を思い出してしまいましたが。
動画の最初の辺り、
確かこの辺りに、再開発前は喫茶店があって、学生時代はよく行ってました。
当時はこの周辺で軽くつまめて落ち着ける店ってのがほとんどなかったのもありますが。
行きつけの店、という言葉に憧れて、ちょっと小洒落た喫茶店に通ってみたんだと思います。
今から考えるとあれはただのフランチャイズ喫茶店だったと思うし、若さ故のなんちゃら、だったんでしょうね。


動画ではここを右折したので撮影してないですが、この先の三番街にある「まねきのえきそば」を誘致したことは一番評価出来ること。
もしかしたら間違ってるかもしれないが、この「まねきのえきそば」
名前のまんま、えきそばだから駅の中でしか食べられなかった。
少なくとも姫路ではそうだったと思う。
今、まねきのHPで確認しても、駅の外で食べられるのは恐らく梅田と加古川とここだけのはず。

知っている人は知っているが、この「まねきのえきそば」
近畿地区限定とはいえ、NISSINからカップラーメンとして発売になる程度には有名。


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日清 まねきのえきそば 天ぷら 85g

日清 まねきのえきそば 天ぷら 85g



知る人ぞ知るB級グルメという感じ。
普通、「そば」と言えばそば粉を使った蕎麦だが、ここのそばは中華麺に近い黄色い麺を使う。
そのあたりの珍しさもあるが、味も良い。
けど、えきそばだからJRに用がある時しか行く機会がなく、ほとんど食べられなかった。
まぁ今は↑のカップラーメンがあるが、それはそれだし。
こうやって駅外に作ってくれるのは嬉しい。
いつかここの動画も作ろうと思う。


2014年11月10日月曜日

人気のある動画を作るためには?

灘のけんか祭りの動画も投稿し終わり、新しい動画を投稿し始めて、改めて思う。
やっぱり再生回数を稼ぐのは難しい。
灘のけんか祭りの動画が当たり前のように即効で数百回再生するからちょっと調子に乗ってたのか。
この落差に気分も落ちちゃうわけで。
やっぱり明確な数字、再生回数というものはモチベーションになるんだな、と再認識した。


まぁ、そうは言っても、この動画で再生回数を稼ぐのは難しいだろうということは普通に理解しているつもり。
そもそもまず検索されるワードがない。
興味を持つ持たない以前に、知らないものを検索しようがない、ということ。
だからまず知ってもらうために皆が知っているもので動画を作りたいが、それもまた難しい話。


そんなわけで、映画版るろうに剣心、ラストサムライの撮影場所とか行ってみようかと思ったけど、どうなんだろうかねぇ。
るろうに剣心については、剣心の頬に十字傷がつくシーンの撮影場所らしい。
まぁこっちは近いのでいいが、ラストサムライの撮影場所、書写山円教寺は地味に遠いし交通の便が悪くて行くのが大変。
他には007、暴れん坊将軍、水戸黄門、大岡越前とかの撮影場所もそこらにあるけど、流石にこれは古すぎか。
でも、新しいけど、インド映画VAI RAJA VAIの撮影場所、とか、反応に困るのもある。
軍師官兵衛の撮影場所。例えば広峯神社とかもあるが、これも交通の便が悪すぎてバイクでもなけりゃ大変そう。
でも広峯神社は一度行ってみたいとは思う。


まぁ人気のある動画を作るのって大変だ。

2014年11月9日日曜日

男山山頂から姫路城を眺める

男山登山。千姫縁の千姫天満宮と男山八幡宮
からの続き。



この場所は特に説明の必要性がないと思います。
とにかく姫路城が綺麗に見える場所です。




姫路城を横から見れる高さなのが丁度良いです。




 姫路の街も一望出来ます。

階段。
急だし、風を遮るものがない場所。
風が強い日はちょっと怖そう。


アップで。
後ろに何か見えるのはクレーンですね。
今現在姫路城は工事中なので、この巨大クレーンが設置されてます。



男山は『山』と言っても小さい山なので、簡単に登れます。
階段はかなり急なので、ゆったり登りたい人は水尾神社内から千姫天満宮・男山八幡宮を通るルートを使うのがいいかも。
位置的にも姫路城のすぐ隣。
近いので、足を運ぶ価値は十分あると思います。

姫路駅側から男山へと来る場合は姫路城西にある千姫の小径を通って来るのが最良です。
千姫の小径の西にある道は狭くて交通量も多いので、危ないです。

男山登山。千姫縁の千姫天満宮と男山八幡宮



男山に行ってきました。


位置はここ。
姫路城の北西ですね。
前回に投稿した『千姫の小径』を抜けたところを左折。
千姫の小径の動画は左に曲がったところで終わってますが、そこからまっすぐに歩いた位置にある山です。
(詳しくは動画を見て下さい)


前回、『千姫の小径』の投稿。
紅葉、秋の『千姫の小径』姫路城周辺のウォーキングコース


この男山。ふもとに水尾神社という神社があり。
さらにそこから少し登ると千姫天満宮、その上に男山八幡宮と、神社が並んでいます。
今回は千姫の小径を抜けた位置から歩いて男山に向かい、順番に参拝した後、男山山頂にて姫路城を眺めました。

動画①では、千姫の小径~水尾神社。
動画②では、水尾神社~千姫天満宮。
動画③では、千姫天満宮~男山八幡宮。
動画④では、男山八幡宮~山頂。
動画⑤では、山頂にてカメラを三脚で固定して姫路城を撮影。

この5つの動画をリストにして上に貼り付けてます。
オススメはやっぱり動画⑤ですね。




さて、この男山ですが。
ふもとにある水尾神社が一番歴史が古く。少なくとも1000年以上前からあるとのこと。
しかし面白いのはむしろ千姫天満宮の方でしょう。

千姫と言えば徳川家康の孫で、秀吉の子である豊臣秀頼の妻となったのは有名。
その後、大阪夏の陣で秀頼が自害した後、本多忠刻の妻となり、本多家が姫路に移封された時に姫路に来る事になりました。
しかし、息子を早くに亡くし、夫である本多忠刻も病に倒れ。
夫の回復と跡取り息子の誕生を願い、1623年に創建したのがこの千姫天満宮とか。
(千姫天満宮は千姫が城から拝礼出来るように山の斜面、姫路城側に建てられています。)
美男美女カップルで、仲睦まじい夫婦だったこと。当時としては異例の恋愛結婚だったという話から、恋愛成就の御利益があるという噂。
この恋愛結婚、というのは、わずか7歳で政略結婚の駒として豊臣家に送られた千姫に対して、美しい千姫を溺愛していたと言われる徳川家康が不憫に思って認めたとか何とか。


そして次は男山八幡宮。
1345年、赤松貞範が姫路山に姫路城を作る時に城の鎮守社として創建。
歴代姫路城主も信仰したという話。
なにげに姫路にとっては重要なんじゃないか?と思う神社。
しかし、知名度が低すぎて姫路市民ですら知らないと思うし、まったく観光地化はされてない。
動画を見ればわかると思うが、静かで、姫路城も綺麗に見えて凄く良い場所だと思う。


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男山山頂から姫路城を眺める

2014年11月6日木曜日

紅葉、秋の『千姫の小径』姫路城周辺のウォーキングコース




紅葉を迎えた秋の『千姫の小径』を歩いてきました。

 © OpenStreetMap


場所的には姫路城の西側ですね。
画像の赤い矢印の場所です。
姫路城のお堀と川に挟まれた細い小道。
道の両側に桜とモミジが植えられていて、春と秋には絶好のウォーキングコースとなります。
今回は、すぐ隣の好古園の紅葉がそろそろということで、行ってきました。
ですが若干早かった気もしますね。

今回は千姫の小径を抜けた後、男山へと登り、その後は千姫の小径に続く姫路城の外堀の外側を歩いてきました。
それも近いうちにアップロードしたいと思います。
こちらも凄く良いウォーキングコースでした。




さて、この千姫の小径ですが、昔からこの名前で呼ばれていた、なんてことはないと思います。
おそらく、千姫が西の丸を与えられていたというというところから、後からこういう名前を付けたんだと思います。
千姫ぼたん園も城の西側にありますしね。

話は変わりますが、数年前まで姫路に縁のある歴史上の人物と言えば、間違いなく千姫でした。
もしくは後藤又兵衛、あるいは頑張って宮本武蔵。
後藤又兵衛は姫路と大きな縁があるが、一般層の認知度も人気度も低い。
宮本武蔵は一般層の人気も認知度も高いが、縁を主張するには弱い。
なので昔から姫路市は千姫を物凄く押してました。
お土産物屋も千姫グッズ。お菓子に弁当も千姫。
まぁ観光地でよく見るあれですね。
猫も杓子も千姫で、千姫使って観光PR。
身も蓋もない話ですが、千姫の小径もそういう類の一つなんじゃないかなと個人的には思っています。

ちなみに、この千姫押しも2年ほど前に終わっています。
NHKで『軍師官兵衛』の放送が決定。これで全てが変わりました。
あえて誤解を恐れず、ぶっちゃけてしまうと。姫路城は現存する日本の城の中で一番大きくて保存状態も良く、世界遺産にも指定されましたが、はっきり言って姫路城の城主は全員パッとしない。
というのがそれまでの認識だったのは間違いないです。
でなければ千姫をマスコット的に使うわけがないですからね。
勿論、黒田官兵衛みたいに歴史に大きな影響を与えた人物もいたわけですが、あまりにも知名度が低すぎた。
実績はあるのに人気が低いから観光PRで使えなかったわけです。
そこに軍師官兵衛の放送決定。
皆揃って黒田官兵衛に乗り換えですよ。
今は、お土産物屋も黒田官兵衛グッズ。黒田官兵衛饅頭に黒田官兵衛弁当。
ほんの数年前までは千姫千姫と言ってたのになぁ……。と、最近はしみじみと思ったりもするわけです。

2014年11月4日火曜日

灘のけんか祭り観光ガイド(本宮)最初から最後まで、見どころ教えます!

2014年、灘のけんか祭りを見学しようとした時、ネットなどで色々と情報を漁ったが、外からの一般客が観光として訪れる場合に欲しい情報が少なくて困ることになった。
あまり情報も仕入れられず、ぶっつけ本番となったけど結果的には楽しめました。
しかし、事前にわかっていれば、と思うことが多かったのも事実。
そこで、来年以降、観光に訪れる人に活用してもらえればと思い、これをまとめてみました。

出来るだけわかりやすいように、どこで見たらいいのか、など、図や写真、動画も入れて説明したつもりです。
可能な限り、祭りの用語なども説明したつもりですが、詳しい由来や伝承、各村の話など、観光とは軸がずれる話は詳しく書いてません。
この記事は外から来た一般観光客が観光する場合を考えて書いてみました。
地元の人からしたら当たり前な話や、納得出来ない点があるかもしれません。

よくわからない点など、コメント欄で質問があれば答えられるかもしれません。
その時まで詳しく覚えていたらですが……。
(この記事の内容、動画、画像は2014年、灘のけんか祭りの時のものです。)

2014年は色々あって全体で2時間ほど遅れが出たそうです。
理由は早朝に某村で喧嘩があり、重傷者が出たとかで、一時は祭りへの参加が危ぶまれたとか何とか噂がありますが、定かではありません。
なので、動画の時刻は来年以降、あまり役に立たないと思います。
とにかく、この2014年のように予定よりかなり遅れる年もあるので、ご注意ください。




それでは、まず2014年、灘のけんか祭りに行った時の記事。
基本的に時系列で動画も使って説明してます。

2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その1(動画①)神社一周してるだけで申し訳ない
2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その2(動画②③④)動画④は見所一杯
2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その3(動画⑤⑥)牛スジ入りたこ焼きは美味い
2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その4(動画⑦⑧)御旅山への旅


その時の動画。
①は駅から歩いて松原八幡神社の周囲を一周。
②から⑧までは時系列順で祭りの流れをカット少なめで。
カットは少ないので全体の流れはわかりやすいと思いますが、全部見ると長いです。
忙しい人は下に貼り付けてある3分まとめ動画からどうぞ。
オススメは④と⑧です。

動画① 動画② 動画③ 動画④ 動画⑤ 動画⑥ 動画⑦ 動画⑧


 図1
(© OpenStreetMap)

これが灘のけんか祭り開催地域周辺の地図(クリックで拡大)。
著作権等の関係で著作権フリーのオープンストリートマップを使用しているため、詳しい地図情報が書かれておらず、若干見辛いのはご勘弁。
色分けを使って説明しています。色弱の人もご勘弁。


赤い□が祭りが始まる松原八幡神社。
青い◯が御旅山の練り場。
黒い◯が御旅山山頂の御旅所。
黄緑の◯が当日に開放される無料駐車場。
紫の線が屋台や神輿の進行ルートになります。


無料駐車場については『灘のけんか祭りガイドブック2014』に書いてある場所です。
来年以降もこの場所にあるかどうかは保証出来ませんし、駐車場が足りないのか違法駐車している車も多く、そんなに大きなスペースはないと思うので、あてにして車で来るのは危険。

御旅山から松原八幡神社、さらに東にある八家駅まで山陽電車より南側が9:00~22:00頃まで車両通行止めになるので気をつける必要あり。

やはり電車で来るのが最良だと思われます。
当日は特急も山陽電車、白浜の宮駅に停まります。
山陽電車とは、播州のローカル線で、阪神・阪急、共に山陽の駅に停まるので、神戸・大阪方面からお越しの方は阪神電車・阪急電車、どちらを使っても大丈夫です。
それ以外の地域からお越しの方はJRなどで姫路駅まで来て、そこから山陽電車の阪神・阪急、神戸大阪方面行き特急で行くのがいいと思います。






上の動画は3分で15日の本宮の主な行程をまとめてあります。



10月15日、本宮、詳しい流れとしては。

午前5時頃、松原八幡神社拝殿前で露払いの儀。

午前6時頃、海岸(今年は小赤壁付近)で塩かきの儀。

その後、9時頃から練り番を除く七ヶ村の屋台が松原八幡神社に集まりはじめ、午前9時半頃から宮入り。

12時頃に練り番が宮入り。

続いて獅子屋台の宮出し。神官渡御。神輿の宮出し。御旅山へ。

その後に練り番を除く村の屋台が宮を出て御旅山へ。

御旅山へ到着後、ふもとの練り場で練り合わせ差し合わせ。

その後、順番に御旅山へと登る。

16時頃から順番に下山開始。

またふもとの練り場で夜中まで練り合わせ差し合わせ。


箇条書きでざっと説明しましたが、これだけだと初見の人にはよくわからないと思うので、順番に説明していきます。
大体の目安となる時刻は↓のようにオレンジ色で書いていますが、状況によってはズレることもあります。
2014年は最終的に2時間以上遅れたはずです。
目安となる時間は『灘のけんか祭りガイドブック2014』によるものです。




まず最初の『露払いの儀』『塩かきの儀』5:00~
所謂お清めの儀式。
早朝ということもあって、あまり一般観光客が見に行くようなものでもないはず。
ちなみに、露払いの儀はこの松原八幡神社がある松原の地域が代々担当。
塩かきの儀はその年の『練り番』となる地域が担当する。
練り番とは、灘のけんか祭りに参加する旧七ヶ村、現在の七地区が順番に担当する役割で、練り番は10月15日の本宮では屋台を出さず、最後に宮入りして松原八幡神社から3基の神輿を担ぎ出し、それをぶつけあって壊すという神事を行う。

その後、7時頃から各地区が動き出す。自分達の地域を練り歩く地域もある。




その次は『屋台の宮入り』9:20~
動画②
松原八幡神社の南側にある『楼門』と言われる正門から練り番を除く6地域の屋台が順番に入り、拝殿前でお祓いを受け、境内を一周しながら練り歩く。
『楼門入り』とも言われる。

宮入りした屋台は境内に置かれて宮出しを待つ。

                図2
『図2』は簡単に書いた神社+その下の部分の図。『図1』の赤線の部分とその下のブロックまでを拡大。


黒線が境内。
赤い□が楼門。
緑の□が有料観覧席。
青い矢印が宮入り時の屋台の経路。


・実際には東西南北に門があります。
トイレは『図2』の、東と西の門近くと、右下と左下の観覧席の下にありました。
白浜の宮駅のトイレは改札の中にあるので、改札を出ると利用不可能。

・境内については、上にある動画②。楼門の外は動画③を見れば大体の雰囲気が掴めると思います。
白浜の宮駅から歩いて『図2』の外周を一周しているのが動画①です。

・『図2』で緑色で表した観覧席は有料で、一般客は立入禁止。
地元民以外は購入すら不可能という情報(2014年現在、他ブログからの情報)
地元住民に抽選で購入権が当たるとか何とか。


・境内で観覧する場合、境内を一周する屋台の通行を邪魔しないように神社側か壁側に寄っておく必要があるが、神社側は後ろに逃げ場がなくて危険。
しかし、早めに神社側に近い位置を確保出来れば、少し高台になっているので見学しやすいことは確か。




6地区が宮入りしたら、次は『練り番の宮入り』12:00頃
これは動画④の最初に入っています。
総代・副総代と言われる練り番地区の祭りの顔役を騎馬戦のように乗せ、鳥居の外で海水?日本酒?を掛けて清め、楼門を抜けて拝殿前へと走る行為を何往復もした後、最後に拝殿前でお祓いを受けます。
昔はこの鳥居の向こうが海だったとかで、海で清めて宮入りするというのを再現しているとか何とか。
ここは必見です。




その次が『獅子屋台の宮出し』12:00頃
獅子屋台と言われる屋台。『だんじり』とも言われる。
形的にも岸和田などのだんじりの小型版という感じ。
残念ながらここでは撮影出来なかったので映像はなし。
動画⑧の11:52~に、御旅山を下山する獅子屋台なら少しだけ撮影出来た。
この獅子屋台が露払いとなる。




次は『神官渡御』12:20頃
動画④9:15~
神官、つまり神職、巫女が御旅山へと渡ります。
日本の伝統楽器をかき鳴らしながら御旅山へと歩きます。
この一行についていくのも面白そうですが、警官隊がガードしていた気がします。




『神輿の宮出し』12:45頃
動画④12:00~
三基の神輿を担ぎ出し、神社前でぶつけあいます。
この神輿をぶつけあう様子が『けんか祭り』の由来となったと言われているそうです。
つまり、灘のけんか祭りのメインとも言えるかもしれません。
この神事は必見ではありますが、御旅山のふもとの練り場でも行われます。
しかし、御旅山で一般客が近くで観覧することは実質不可能と言っていいでしょう。
この行事を見るならここで見ておくべきです。
勿論、地元の人に伝手があって観覧席を確保出来るなら話は別になりますが。
神輿が壊れれば壊れるほど良いとされているそうで、激しくぶつけあいます。
動画を見ればわかると思いますが、誘導に従って道を空けていても構わずに人垣に突っ込んできますので、小さい子供やご老人が近くで観覧するのは大変危険。
抱っこ出来る年齢の子供なら親が抱いてればいいので逆になんとかなりそうだが(動画にも映ってるが、実際なんとかなってた)、小学校低学年ぐらいで抱っこ出来ないけどちょろちょろしたがる年齢の子供あたりは物凄く危険だと思った。

神社前でぶつけあった後、御旅山へと向かいます。




『屋台の宮出し』12:55頃~13:45頃
動画⑤動画⑥
練り番を除く6地区が順番に屋台を宮から出して御旅山へと向かいます。
その時、境内と神社前で練り合わせ、観覧席前を一周して行きます。
境内で宮出し前に差し合わせる屋台。
この画像の2基は最後の2つ。
神輿も屋台も、宮から出て順番に御旅山へと移動するので、観覧客もそれに合わせて移動します。
この最後に移動する屋台の番になる頃には、ほとんどの観覧客が移動していますので、人が少なくて近くで観覧しやすかったです。
ただ、その後、御旅山に行く場合、混雑に巻き込まれるというデメリットもあります。

『練り合わせ』『差し合わせ』についてですが。
『練り合わせ』とは。屋台を肩に担ぎ上げ、複数の屋台で合わせること。
『差し合わせ』とは。肩に担ぎあげた屋台を更にもう一段、天に掲げるように持ち上げ、複数の屋台で合わせることです。




『御旅山へ』
動画⑦ 神社横から御旅山までの動画。 
宮から出て、神社前の広場で練り終わると順番に御旅山へと移動します。
経路は『図1』『図3』の紫の線を参考にして下さい。
12:00頃から松原八幡神社で神事を終えたものから順番に移動していきます。
今回は宮出しを見ていた最後の2基の後をついていきました。
御旅山が近づいてくると、山肌に人がワラワラといるのが見えて圧巻です。
ちなみにこの画像は『図3』の下側、図に入るか入らないかくらいの位置だと思います。




 図3
(© OpenStreetMap)

『図3』は御旅山周辺の拡大図です。
詳しくはGoogleマップの衛星写真などで確認してください。

赤い◯は御旅山ふもと、広畠の練り場。
黄色の◯は御旅山山頂近くの広場。
黄緑の□はトイレの位置。
紫の矢印は屋台などの進行ルート。
青い線は、当日、御旅山へと登るための階段。
黒い線は御旅山への裏道。



・御旅山とその南側の山の山肌にある観覧席ですが、土地の地権者が個人的に貸出しているもので、一般客は立入禁止とのこと。
練り場に一番近い場所で数十万円。山頂に近い場所で数万円とも言われていますが、値段の話を外に漏らすことはタブー(他サイトによる情報)という噂で、詳しい情報は流れてこないし、地元民でも全ての値段を知ってる人は少ないのではないかと。
また、基本的に毎年毎年同じ場所を同じ人が借りるという暗黙の了解的な何かがあるという話で、地元民でも新しく場所を確保したり別の場所に移るのは困難だとか。
この練り場の周りの家も観覧席を増設されていますが、そこも状況は同じ。

・祭り期間中、この赤い◯の付近は、道路(313号線)以外は一般客立入禁止になります。
御旅山へと登るメインの道が立入禁止になるので、観覧客は西側にある青色の線で表した階段を使って道に入ることになります。

黄色の◯は山頂手前の広場。
各町の休憩所テントはここに設置されています。
この位置から練り場を見下ろすのが一般観光客にとっては一番まともな観覧スポットだと思われます。
ですが狭いので、多くの人が観覧出来るような余裕はありませんし、流石に遠すぎなので双眼鏡が必須かも。

黄緑の□はトイレですが、数はそれなりに充実していると思います。
『図3』では大体の位置ですが、表示しています。
山頂にもいくつかありますので、登っても安心。
『図3』左端のトイレは小学校のトイレが使用可能になっていました。
この位置については、来年以降も同じ位置にあるかは確約出来ません。

・黒い線は帰ってきた後でGoogleマップを見てから気づいた道です。
当時、ここは何度か通ったのに気づきませんでした。
御旅山山頂へと登れる道みたいですが、確認出来ず。
あれだけ混雑するほど人がいる中なら目立つはずだが、人が通ってるような感じがなかった。
ここが通れるなら混雑が避けられて劇的に便利になる可能性があります。




『御旅山、ふもと』
動画⑧の最初から。
御旅山へと到着したら、神輿も屋台もふもとにある練り場で練ります。
場所は『図3』の赤い◯の場所。
周囲を囲むように観覧席が設置され、南北の山肌も観覧席になっています。
動画⑧の最初は、この『図3』の赤い◯の練り場、そのすぐ下の道を通っているところから始まりますので、それを見ていただければわかると思いますが。練り場の周りに一般観光客が観覧出来る場所なんてありません。
なんとか観覧出来そうなのが、この道(313号線)の外側半分のところ。
写真左側、赤い線で囲った場所。警官の後ろ。
ここで道の半分を塞ぐ形で観覧するのが限界。
十中八九が黙認されているというだけの場所なので、オススメとは言えません。
立ちっぱなしになるので辛いだろうし、一度場所を離れたら戻ってきても入る場所はないでしょう。
ちなみに、右側の黄緑色の線で囲った場所が一般客立入禁止エリアです。




『御旅山、登り』
動画⑧2:45~ふもとの階段から
練り場で好きなだけ練った屋台は順番に御旅山を登っていきます。
目安となる時間は書いてませんが、大体13:00頃からだと思います。
トイレは中腹と山頂。

動画⑧4:17
画像は御旅山を登る道のU字になっている折り返し地点。
こことか、他にも道の途中に小さなスペースがあったり、そういう場所で観覧する人も多い。
が、2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その4でも書いたが、夕方からの混雑する時間帯に屋台の下山の時間が重なる時は人が密集しすぎてかなり危険。
その時間帯でなくても登り下りで屋台が通過する時は危険。
動画⑧5:40~を見てもらえばかわかりやすいと思う。
屋台は台車に乗せて引っ張りあげてるのではなく、人間が肩に担いで持って上がっているわけで、少しバランスを崩すと左右にブレます。
実際、バランス崩して隣の木に突っ込んだこともあるという話。
後ろに避難場所がない所は何かあれば終わりということ。

『図3』黄色の◯の広場。その観覧席側。
この黒い柵の左の道を下ると観覧席へと下りることが出来ます。
勿論、上に書いたように勝手に座れない席なので入ってもあまり意味はありません。
通行の邪魔にならなければ何も言われないかもしれませんし、少し写真を撮るくらいなら大目に見てもらえるかもしれませんが、まぁ入らないほうがいいでしょうね。
周りは酒も入って宴会状態ですから、邪魔になるような場所で留まっていたら罵声が飛んできても仕方がないです。
黒い柵の右側に人が集まっていますが、ここが上でも書いた一般客が練り場を観覧出来そうなポイントです。
写真の真ん中、倉庫みたいなのがあるおかげで、この場所からはほとんど何も見えません。
もう少し黒い柵の右側を奥へと歩いて行くと……。
こういう感じに見えます。
動画⑧8:34~
綺麗に練り場全体を見渡せますが、やっぱり小さくなってしまいます。

あと、山頂にはテキ屋もありますが、御旅山で長く観覧するつもりなら食べ物飲み物なり準備してから上がるほうがいいですね。




『山頂での休憩』
御旅山を登ったら全ての屋台が登ってくるまで待つことになるので、担ぎ手達は休憩になります。
動画⑧6:40~
山頂の御旅所の動画があります。
登ってここで神事を行い、下っていきます。




『御旅山、下り』16:15頃~
動画⑧11:52~
全ての屋台が登り切ると最初に登ったところから下っていきます。
この時は完全に夜でした。
2014年は全体的に2時間以上遅れたらしいので、真っ暗になってますが、普通はここまで暗くならないと思います。
暗くなってかなり冷え込みました。
ここまで残って見学するなら、どちらにしろ温かい服は必要かもしれません。

この時のBlogにも書きましたが、ここもちょっと休憩出来るような場所は、買うことが出来ない有料席か、それ以外は地元の自治体がテント張って関係者以外立入禁止にしている場所くらいしかないので、とにかく腰を下ろして休憩が出来ない。
上の写真は『図3』黄色い◯の道路側にあった土手の上になんとか腰を下ろした時に撮影したもの。
真後ろは自治体のテントで、テントと土手の僅かな隙間に座った形。
他にも平地がないわけではないけど、祭り関係者がごった返している真ん中に一人どっかり腰を下ろして休憩は流石に出来ないわけで。
灘のけんか祭りに行って一番困ったのはここだと思う。

この後、屋台について下山しましたが、山道は大混雑でした。
屋台が全て下山するまで待つべきだったのかもしれません。
詳しくは2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その4に書いてある、この時の記事を見てほしいところですが、まぁとにかく混雑しすぎてかなり危険でした。




『夜の練り場』~22:00頃?まで
山を下りたら下の練り場で遅くまでワイワイと練り合わせ差し合わせ。
夜遅くまで続きます。
観覧席は弁当持参の酒も持参で大宴会。ここからがクライマックス。
しかし一般観光客は屋台が下山するともう終了ではないでしょうか。
下山して、『図3』青い線の階段から練り場へと向かおうとしてちょっと進んだところ。
人が多すぎて前に進めません。
地理的にここを抜けないと白浜の宮駅には行けないので、強引に進もうかと思いましたが、この時は断念。
勿論、無理矢理通ってる人もいたので、まったく通れないわけではなさそうです。
このように、明るい時よりも夜になってからのほうが会社帰り、学校帰りの人が集まってきますので、ますます混雑します。
この位置でもこれなので、当然ながらこの先にまともに観覧出来るスポットはありません。
屋台が下山してしまうと、一般観光客は山頂から小さい屋台を眺めるしか観覧出来る場所はないと思います。




まとめ、おすすめ、注意点
この時は『祭り全体の動画を撮影する』という目的があったので、昼前には到着して、そこから夜の9時頃まで歩きまわって観覧しながら撮影しましたが、普通に観光したいだけなら見たいものを決めて、時間を決めて観光したほうがいいです。

特にオススメするなら松原八幡神社です。
祭りのメインは間違いなく御旅山のふもと、練り場ですが。御旅山の周囲は全て有料席でガッチガチに固められているので一般観光客がまともに観覧するのは不可能と言っていい。
松原八幡神社も人は多いし観覧席は有料ですが、境内も門の外も一般観光客でも入れます。
特に門の外は広いし比較的近くで観覧出来ます。
大体、朝から14:00くらいまでの時間の松原八幡神社。特に12:00~13:00前後には色々詰まっているのでオススメですね。

その後の御旅山は祭り観覧への熱意がある人なら……。という感じ。
それか地元とのコネですね。
この地域に伝手があって観覧席を確保出来るならゆったりと宴会でもしながら楽しめるでしょう。
地元企業も接待やら社員慰労のために確保しているということなので、取引先にこの地域の企業があるなら招待されたり。あるいは交渉次第で用意してもらえるかも。
でもそうでないなら、観覧にはある程度は覚悟が必要。

それでも「御旅山で観覧したい」「見に行けるのは14:00以降」という人は御旅山を登ろう。
下にいても恐らくほとんど見えないので、山を登り下りする屋台や神輿を観覧するのがオススメ。
『図3』黄色い◯のあたりか、山頂の御旅所付近が良いと思います。
ブルーシートなんて広げるスペースはないですが、小さいシートやクッションがあれば便利かもしれません。
しかし、人が多すぎて落ち着ける場所なんて見つけられない可能性が高いですが。

16:00までに来れないなら諦めたほうがいい……かも?
予定通りなら16:15頃から屋台や神輿の下山が始まります。
屋台が登っている時に登るなら、後ろに付いて登ればいいだけですが。屋台が下る時に登るというのは危険です。
動いてる屋台の隣をすり抜けるというのは凄く危険な行為。
しかも凄く混んでる時間帯ですから、屋台が止まってる時間を狙って進むというのも難しいです。
なので、16:00頃までに来れなければもう諦めたほうがいいと思います。

帰る時は『白浜の宮駅』か『妻鹿駅』か、状況に応じて。
御旅山へと行かず、松原八幡神社だけ見て帰った場合は問題ないのですが。
御旅山を登った場合、帰る時に白浜の宮駅に行くには御旅山ふもとの広畠の練り場前を通らないといけません。
ここは常に大変混雑してますので、妻鹿駅から帰ることも考えておいて損はありません。
ここからだと妻鹿駅のほうが近いですしね。
ただ、妻鹿駅には特急が止まらないので乗り換えが必要になるかもしれませんし、御旅山から妻鹿駅までは街灯も少なくて夜は真っ暗になります。人通りもまったくありませんでした。
女性には全くもってオススメ出来ませんし、そのあたりを考慮して考えて下さい。

疲れたから少し休憩……するような丁度良い場所なんてない。
基本的に田舎町なんで、周囲に何もないんです。
長い時間見物するとなると、昼飯、晩飯と必要ですが、この近辺だと厳しい気もします。
そこらのテキ屋で買って道路脇に腰を下ろすしかないかもしれません。




長くなりましたがこんな感じだと思います。
まだ何か抜けてる気もしますが、こんなもんでしょう。
このBlogが皆さんの参考になれば嬉しいです。

2014年10月21日火曜日

2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その4(動画⑦⑧)御旅山への旅



PREV↓
その3、「牛スジ入りたこ焼きは美味い」からの続き。


動画に合わせて書いてます。
この記事は動画⑦~です。
全体の流れを知りたい人は最初からどうぞ。




ここからは動画⑦



動画⑤で松原八幡神社から出た屋台に続いて御旅山へと向かう。
本当は動画⑥で出た屋台について行こうかと思っていたが、広場一周に忙しそうなので先に出た屋台を追いかけることにした。
動画の最初は神社の西門前。小学校横から。

この道を歩き出してから思う。
道にゴミ落ちすぎ。
原因はゴミ箱がどこにもない事だろうか。まぁそれはよくあることだが。
こういう行楽のゴミは持ち帰るというのがマナーだとは思うが、そもそもの話、ゴミを持ち帰ることがまず不可能な格好の人が大量にいるということ。
ゴミ箱がなくて、ふんどし一枚。そうなるとゴミをどうするかなんて、ね?
そりゃ「ゴミを捨てるな」とはどこにも注意書きも出来ないわな、という感じはする。
ちなみに、自分は初めからゴミ箱はないものと考えていたので、ビニール袋は持って行っていた。
おかげで小さいカバンが閉まらなくなって困った。

屋台に続いて道をずんずん進む。
この道って昔ながらの風景が残っていて中々風情がある。
こういう店とかも凄くいい感じ。
機会があれば祭り以外でも一度来てみたいと思える風景だった。
詳しくは動画⑦をじっくり見てね!(宣伝)

こちらは屋台蔵だと思われる。
屋台蔵とは、屋台を普段収納しておく場所。
話はズレるが、この『屋台』という名前。兵庫県以外では通用しない地域がほとんど。
昔、大阪で地元の秋祭りを説明しようとして困った。
「屋台をかつぐ」と言っても屋台が何か理解されないし。
屋台は祭りでたこ焼き売ってるアレのことを指すから余計に話が通じない。
言葉で色々説明したら、「それは神輿だろ」と言われてしまう。
まぁ、だんじり人に説明したのが悪かったのかもしれないが。
だんじり人は、日本の祭りと言えばだんじりだろう、と本気で考えてそうなところがあって、あまり他地域の祭りに興味がなさそうな感じ。
他の地域の人ならわかってくれたかもしれない。

御旅山が近づいてくる。
山肌に人、人、人。
ここが実質、祭りのメイン会場だ。
心なしか担ぎ手達もヒートアップしている気がする。






ここからは動画⑧
目立つサムネイルを付けたほうが再生回数が上がる、という話を聞いて。
物は試しと、今回はサムネイルありとサムネイル無しで作っていたが、見事にサムネイルの有り無しで再生回数に差がでた。
というわけで、とにかく何でもいいから目立つサムネイルを色々作ってみた最終形態がこれ。
動画①のシンプルなサムネイル画像が懐かしくなるほど色々やってしまった。



御旅山へ到着。
うん…。人が多すぎる。
人が多すぎた結果、交通整理によって立ち止まることが不可能に。
つまり、ここでの見学は不可能。
本当にどうしようかと思いながら人の流れに乗ってそのまま抜けることに。
もう帰ろうか、どうしようかと考えていたところ、皆が上がっていく階段を発見。
とりあえず登ってみることに。

ちなみに、練り場はこんな感じ。
メイン会場と言われるだけはあり、活気がある。

動画では階段を上がっていく途中で撮影をストップした。
本当は頂上まで撮影するつもりだったが、前にBlogで書いたように、どう観光するべきかわからず、予定が立てられなかったために、電池配分をミス(言い訳)
この時点で3個あった電池の内2つを使い果たし、3つ目も半分ほど使ってしまう。
仕方なく節約のために電源を切ることにした。
この後の動画が少ない理由の大半はこの電池配分ミスが原因。
あともう一つの理由は、坂を下から撮影する場合、あらぬ疑いをかけられかねないと思ったから。
普通の人は屋台や神輿を撮影しても、祭り会場の横にある階段を撮影する人なんていないだろうし。
余計に怪しく見える。

そんなこんなで色々あって、ここからは写真撮影が増えました。

中村の屋台に付いて山を登って数十分。頂上に到達しました。
小さい山なので、すぐに頂上まで辿り着けます。
途中から屋台のペースに合わせましたが、それがなかったらもっと早く着いていたでしょう。
ちなみにこの隣の山には黒田官兵衛の父が隠居城とした国府山城跡があります。
帰りはそちら方面を通ったので山自体は見えたのですが、 真っ暗闇だし、三脚もないし、そもそも電池もないし、撮影は不可能でした。

そしてこれが頂上からの景色。
端から端まで高圧電線が埋め尽くす大絶景となっています。
後ろには海まで見えていますし、電線も。
左の端には島まで見えています。そして電線も。

さて、祭りの大まかな流れですが。
松原八幡神社から出発した屋台はこの御旅山へと到着し、下の練り場で練り合わせ、差し合わせを行ってから御旅山へと登って行きます。
山を登るというのは、 屋台を引っ張って登るのではなく、担いで登るわけです。
当然ながらそれなりに時間もかかります。
その後、山頂で儀式。
そしてまた担いで下山。
最後に気が済むまで下の練り場で練り合わせるのが流れ。


御旅山山頂から少し降りた位置にある広場から見た景色。
左下にある作業小屋が邪魔で、下の練り場が見えるポイントが少ないです。

これが一番良いポイントで撮れた写真。
綺麗に見えるスペースは30人分もないだろうなぁ。


正直なところ、このあたりで疲れがピークに達しました。
その3、の最初でたこ焼きを食べたところ以外ではずっと立ちっぱなし、歩きっぱなし。
そして山登り。
山頂のスペースも地元の町内会が押さえ済み。
人も多くて、そこらに腰を下ろすこともままならない。
とりあえず、もう細かいことを気にしてるほどの余裕もなく、テント脇の狭いスペースにある土手に腰を下ろすことに。
小さいレジャーシートでも持ってくればよかったと思う。
飲み物は山頂にあるテキ屋でペットボトルを購入。500mlで200円。
人が多すぎて、ちょっと下まで買い出しに行けるような状況ではない今、良心的だと思える。
しかし、上で紹介した動画⑦の昔ながらのお店で購入しておかなかったことを少し後悔。

少し上に祭りの大まかな流れを書きましたが。
上の写真にあるように、まだ下で練り合わせをしています。
つまり屋台が山を登ってくるのはこれからとなります。
隣に座っていた若い女の子が「遅い、遅い!」と愚痴ってる話を盗み聞きした感じでは、この時点で2時間以上の遅れが発生していたとのこと。
というわけで。
 これが。

こうなるまで待ち続けて、やっと登ってきて。

こうなった頃にやっと最後の屋台が登り。
下山が開始される。

この時は疲れて死んだ魚のような目をしていた気がする。
もしその顔で小赤壁にいたら通報されてた自信がある。
(小赤壁とは、この近くにある断崖絶壁。中国の赤壁に似てるからそう名付けられた)


写真や動画の時刻データを見てみたところ、山頂に到着した時間が16:20前後で、屋台が下り始めたのが18:20分前後だから、2時間ほど待った計算になるのかな。
まぁ横の女の子が愚痴りたくなる気持ちはわかる。
ここの祭りは女人禁制。
動画を見ているとわかると思うが、見物している女性がかなり多い。
これは女性が祭りに直接参加出来ないために見物客となるからだと思われる。
灘の男にとって、祭りは人生かもしれないが。
女の子からしたら、何かに関われるでもなし。
それでも自分の地区には顔くらい出しておかないと色々あるのかもしれない。
実際、「祭りにまったく興味がない」と言いながら屋台の後ろを歩いてた女の子もいた。
飽きたから帰る、ってわけにもいかないんでしょうな。
そういう話はうちの地区でも少なからずあるので理解出来る話。

電気をつけながら登ってくる屋台。
ホタルイカでも釣れそう。
右隣で愚痴ってる女の子情報&左隣の情報通おじさんの解説を聞く限り、登りで電灯つけるのは異例だとか何とか。

下ってくる神輿。
この後、下の練り場でぶっ壊されることになる運命。

太陽が沈んで少しした頃。
隣の女の子が「寒い寒い」と言い始める。
そんな言葉を聞いていると、こっちもどんどんと寒くなってくる。
ここで「その2」で立てたフラグの回収。
昼間はあんだけ暑いと思っていたが、厚着してきて良かったと心から思う。
いや~、厚着してきて良かった!


夜の練り場。

しかし厚着しててもやっぱり少し肌寒い。
目の前のふんどし野郎共は本当に凄い。
それ以上に、ふんどし一丁でコーラフロート食ってる目の前の少年のほうが凄い。
お前の腹は本当に大丈夫なのか?

このあたりで本格的にもう帰ろうかと思い始める。
山頂にあった屋台も神輿もほとんど下山した。
練り場は満員すぎて見学出来ない。
カメラの電池も切れた。
これ以上、この祭りの場にいても何も見れないし、撮影も出来ない。
そう思って適当な屋台に付いて下山することに。
しかしここからが長かった。

動画にも写っているが、ここの山道は自動車が通れる程度の幅はある。
しかしながら、今は屋台がその道幅をほとんど占領しているし、前後にも長い列があるからほとんど通行出来ない。
屋台を担いで行くのが伝統。なので少しずつ休憩しながら下りてるため、スピードも出ない。
当然ながら夜の山道だから足元は見えない。
更にやっかいなことに、この時間になってもまだ登ってくる人が目茶苦茶多い。
屋台を担いでいる時にその横を通るのは自殺行為でしかないから、屋台が動いてる時は大人しくしてるしかないし。
結局、下りた時は20:30分くらい。
つまり1時間ほどかかったことになる。

後からGoogleマップを見る限りでは、山頂から妻鹿駅側へ抜ける道が確認出来たが、本当に使えたのかは謎。
少なくともテキ屋があった場所の裏あたりなので、隠れて見えなかったし、他の人も使ってなかったように思う。

これが下りてきた時の階段。
一見すると空いてるように見えるが、あまりに人が多いために警察が登りを禁止し始めたからそう見えるだけ。
この階段の上の部分が本当に酷かった。
無理矢理上がろうとする人と下りようとする人で押し合いへし合い。
屋台が動いてる時は動けないのに、無理矢理上がろうとする人がいて、どうにもならず。
キレた若い男が赤ちゃん抱いてる若い女性をタックルで突き飛ばして無理矢理押し返そうとして大惨事になりかけた。
一瞬、明石の花火大会での子供圧死事故を思い出したほど。
本当に、本当に丁度タイミング良く、その瞬間に一人の警察官が上がってきて割って入って事なきを得たが、あれは警察が来るタイミングが少し遅かったら階段ドミノで大惨事になってもおかしくはなかった。
恐らく自分も巻き込まれて、こんなBlogとか書いてる場合じゃなかったかもしれない。

帰るため、山陽電車白浜の宮駅に向かおうとするも、この人混み。
この周辺は地理的に山と山の間の谷底。
来た時に通った練り場の前を通らないと白浜の宮駅方面には出られない。
だがこの人混みでは通過するのも大変そう。
さっきまで人混みに揉まれていた身としては、もう人混みは遠慮したいところ。
こりゃ駄目だ、とすぐに諦めて方向転換。

反対側は寂しい感じ。
さっきまでの喧騒が嘘のよう。

振り返って撮影。
一人だけパーティーから締め出されたような物悲しさがある。

元々、白浜の宮駅側から帰れない場合は妻鹿駅まで歩くつもりだったが、本当にそうなるとは思ってなくて詳しい道を調べてなかった。
少し進んだところにいた交通整理のガードマンに妻鹿駅までの道を聞いて進む。

右折してすぐ。
更に寂しい雰囲気に。
この後はもっと人通りも明かりもない地域を歩くことになった。
はっきり言って女性にはオススメしない帰宅コース。


このまま十数分歩いて妻鹿駅へ。
そのまま鈍行で帰宅。
今日はここまで。お疲れ様でした。





まとめ
良くも悪くも地域の祭り感がある。
岸和田のだんじりなど、大きなお祭りとは違って観光客を呼び込んで地域の活性化を目指すような意図はほとんど感じられない。
だがそれ故に伝統を感じることが出来る。
地元民による地元民のための祭り。
下手に観光客に媚びて痛々しい感じになるよりは良い。
外からの観光客は祭りの邪魔にならないようにひっそりと溶けこむ。
動画を見たらわかると思うが、観光に来てる外国人ですら溶け込んでいる。
それがこの祭りの『外』からの楽しみ方なんだろうと思う。



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