姫路の名産品


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白鷺の城 純米大吟醸 【軍師官兵衛】720ml
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全国新酒鑑評会金賞を毎年のように受賞している姫路が誇る銘酒です
白鷺の城 大吟醸 山田 38% 1800ml (おりがらみ)
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全国新酒鑑評会金賞を毎年のように受賞。フルーティで飲みやすい銘酒です
姫路おでん
姫路おでん
姫路のご当地グルメ、姫路おでん
明珍火箸風鈴
明珍火箸風鈴
代々甲冑師だった明珍が近代になって作り上げた火箸。それを使った風鈴。スティービーワンダーなどの音楽家も楽器として使用

2014年11月28日金曜日

長野県北部の地震。長野県の、地域の結び付きの強さはどこから来てるのか

11月22日。長野県北部で発生した地震はマグニチュード6.7という大きさにも関わらず、奇跡的と言ってもいい、死者ゼロという結果になりました。
ニュースでも何度も取り上げられていますが、この「死者ゼロ」の背景には、地域の「結び付き」があった、とする話が多く出ています。



さて、この長野県という地域。
知ってる人には有名な話ですが、この地域は昔から「結び付き」強い地域だと有名なんですよね。
元々、山が多い場所で、大きな町は山と山の間の盆地に作られ。
山側には小さな村落が点在。
山を越えなければ県内の他の町と交流を持つことが難しく。町によっては県内より近県とのほうがアクセスが良いために、経済圏的には他県との結び付きが強かったり。
縦に長い形のため、北部と南部の結び付きも薄かったり……。

なんだか、地域の結び付きの強さの話なのに、何故か結び付きの弱さの話になってますが……。
まぁ何と言うか。
ぶっちゃけて言ってしまうと、長野県って県内の町同士の仲がくっそ悪いという話。
そしてその半面、町の中の結束が、かなり堅いという噂。



元々が別の県だったのをまとめて長野県としたため。
県名で揉め、県庁所在地で揉め、国立大学の場所で揉め。
国立大学に関しては普通、県の名前を冠する大学になるところを、何故か長野県は『信州大学』という名前。
これは信州大学の前身である学校が松本にあったこともあり、長野の名を使うことに反対意見が続出したとか何とか。
最近でも長野市以外の長野県民を「長野の人」と呼ぶと怒られるとか。
皆、他県で出身地を名乗る時も、長野県出身とは言わずに、特に南部は「信州出身」とか、地域名を言うとか。

最近だと松本市のサッカークラブ、『松本山雅FC』が地元の圧倒的声援を受けてJ2昇格。
J2では異常なほどの観客動員数を誇り、サポーターの応援も熱烈。
当然ながら、宿敵である長野市のサッカークラブ、『長野パルセイロ』 に絶対に負けるわけにはいかない、という思いが原動力なことは言うまでもなく。
両者共に近隣の町をホームタウンとして囲い込み、 自分達が長野県のサッカークラブだと言わんばかりに陣取り合戦を繰り広げています。



まぁそういう訳で、この地域は、隣町とは仲が悪いが町内の結束は堅い、という場所なわけで。
今回の地震ではその良い面が上手く吉と出て、美談と相成りましたが。
世の中、常に二面性が存在するもの。
ということを今回の地震での『地域の結び付きの強さ』に関するニュースを見て思いました。

2014年11月22日土曜日

乱視用眼鏡が欲しいのに乱視軸がわからない。そんな時は…

少し前のこと。
撮影を終えて家に帰ってきて、眼鏡を外してスツールの上に置き、洗面所で手を洗い。
リビングに帰ってきて、「よっこらせ」と、スツールに座って、眼鏡をハーフサイズに圧縮したことがありました。
よくあることですね。
で、仕方がないので眼鏡をネットで注文することにしたわけです。


今はネットで注文すると、レンズ付き眼鏡が送料込みで3000円以下とか普通な時代。
勿論、細かい微調整が出来ないので、当たり外れはありますが。
細かい事を気にしないなら問題なく使えるんです。


それで、注文しようとしたのですが。前に眼鏡を買ったのは数年前。
昔のデータを引っ張りだして調べようとしたけど、どう探しても「乱視軸・AXS」の数値だけが見つかりませんでした。
乱視軸についての説明は端折りますが、簡単に言うと、乱視の人の焦点の歪む角度を表す数値、みたいな感じのものです。
これがわからないと乱視用眼鏡は作れないわけで、ほとほと困り果てて、もう眼科かメガネ屋に行って再検査しようかと諦めかけてたんですけどね。
自分で言うのも何ですが、流石、横着者というか適当な性格とういか。

           |
       \  __  /
       _ (m) _ピコーン
          |ミ|
        /  `´  \
         ∧ ∧
        (・∀ ・)
        ノ(  )ヽ
         <  >
       ひらめいた!

という感じに閃いちゃったんです。
「角度なら分度器で測ればいいんじゃね?」
ってね。

「おいおい……天才か!?」
とツッコミが入りそうですが、その通りです。


結論から言うと、
分度器で測っても何とかなりました。
(個人の感想です。)


やり方としては、まず皆さんお使いの目の前の箱で『乱視表』をググって表示します。
画像検索で探すとわかりやすいです。
乱視表は出来る限り線の本数が多いもののほうがいいです。
あとはその表のやり方で測定。
時計でいうところの12時の位置を0度。3時の位置を90度として。
乱視表の棒が一番太く見える位置を覚えておいて、その角度を計算すればいいだけ。
まぁ完璧な測定は当然出来ないので、簡易的なものですけど。
実際のところ、出来上がった眼鏡をかけてもまだほんの若干のズレを感じるし。
やっぱり眼科で測定するのが一番良いんだろうけど、横着者はこれでもいいかもしれない。
(自己責任でお願いします)

2014年11月15日土曜日

播磨国総社、播州最後の秋祭り『霜月例大祭』へと行ってきた……はずが……。

11月14日。
姫路の中心地にある、播磨国総社(射楯兵主神社)で行われた播州秋祭りの最後を飾る霜月例大祭へと行ってきました。





……はずでした。








この姫路総社。姫路の中心地にあり、姫路では割と有名な神社。
初詣なんかだとテキ屋も大量に並んで参拝者の大行列が出来るほどには賑わう神社。
その秋祭りだし、それはもう盛大な秋祭りなんだろうと、期待して出発したわけです。



しかし…
神社正面の大鳥居の前に来たこの段階で既に違和感と嫌な予感。
人がいない。
テキ屋も見えない。
神社のHPによると、祭りは11月の13日から始まり、16日まで行われるはず……。
なんだこれは。


近づいてみるとテキ屋が。
祭りがあることは間違いなさそう?
しかし開いてるのは3軒ほど。
境内に入ると、
着物やおめかしをした子供達が。
これは…。
七五三??
いや確かにそういう時期ではあるが…。




入ってわかる、この場違い感。
あれ?自分は何をしにここに来たんだっけ?
何で人の七五三を撮影してるんだろう…。

この日はこの霜月例大祭の見学しか考えておらず。
もうこの時点でアテも外れて予定も事実上終了で、途方に暮れている状態。
しかし、このままここで人の子供を撮影してたら、ただの変な人。

とりあえず、このまま姫路総社を一周ぐるっと撮影することに。


動画2
動画3


姫路総社の動画は作ってなかったので、まぁこれはこれでいいかなと。

ぐるっと撮影して、「さて、これからどうすっか」となり、神社の入り口へ。

入り口にあった予定表。
これを見る限り、霜月氏子大祭は10時から。
今の時間は午後1時。
もう終わっとるやんか(´・ω・`)

一応、言っておくと。
毎回、色々と行く前にインターネットで確認はするんです。
でも、ほとんどこういう情報はインターネットに出ていないわけです。
総社のHPにもここまで詳しい時間は載っておらず。
灘のけんか祭りの時もそんな感じで、事前に調べても詳しい予定がほとんどわからなかった。

こういう看板作るんだったら、その前にその100分の1の労力を使ってHPに載せてほしいもんです。




そんな感じで予定表を確認したら、午後5時から「献吟」という行事があることに気がついた。
せっかくなんで何か祭りっぽいものを一つでも撮影しようと、待ってみることに。

それまで時間を潰すために「好古園」へと行くことにしました。
姫路城内部と好古園は動画にするのも大変そうだし、もっと良いカメラにしてから行こうと思ってたので放置してたけど、今日は他に時間潰せることもないし、もういいかなと。
好古園の散歩動画&ブログは近日中にアップロード予定。
好古園では、紅葉の日本庭園と共に。映画「るろうに剣心」や「幕末高校生」。その他、暴れん坊将軍や水戸黄門やら、よくわからないインド映画まで、色々なロケ地を巡ってきました。






そして好古園で時間を潰し、姫路城の内堀も歩いて時間を潰し。
5時まで待って再度、姫路総社前へ……。







またもやこの段階で違和感と嫌な予感が……。
境内から音も声も聞こえない…?

ど、どういうことなんだ?
と、境内へと入ると。


あっ…(察し)
これは一般ピープルが入っちゃダメな系のヤツですわ。
門の外に停まっている車のアイドリング音がかすかに聞こえる程度しか音がないほど静かで、門から境内に入ることすら躊躇してしまう。
写ってる女性が境内に入らなければここで回れ右して帰ってたと思う。
詳しくは上の動画を見ていただきたい。


近づくと、本当に静か!
自分、ここに居ていいんすかね?ね?

静かに和楽器が音を奏で、あの神社でよく聞く音楽が流れます。
これが「献吟」なんでしょうね。

というところで、この場違い感に耐えられなくなったので撤収することにしました。








今回の霜月例大祭。事前に見つけた簡単な予定表と他ブログの情報を総合して、実はある程度、予感はしてたんです。
まず、祭りが『子供屋台』『子供神輿』なこと。
他の地方はわかりませんが、播州付近では秋祭りを取り仕切る団体が大きく分けて2種類ありまして。

まず一つが地元の青年会or自治会。
地区の自治会が地域をまとめあげて祭りを運営するタイプ。
まぁよくある普通のやり方です。

で、もう一つが子供会が主催するタイプ。
これはそのまま、子供会。つまり小学生の子供を持つ親による運営。
自治会がどこまで噛んでくるのかは地域によって違うのでしょうけどね。
子供会が運営する場合、子供が主役ですから、屋台の乗り子とかが子供だし。神輿も小さくなって基本的にスケールも小さくなるんです。
皆、小学校を卒業したら(その親も含めて)祭りに関わることがなくなって興味も無くしますからね。
だから『子供神輿』と書いてあった時点で、子供会主催で、伝統的な秋祭りとは違うのだろう、という予感はありました。

そんなわけで、神輿が出てくる16日をあえて避け。
白浜の宮で行われる13日の『塩かきの儀』も避け。
14日か15日だな、と当たりをつけて行ってみたらこの結果。
やってしまった感がもりもり。夢がもりもり。

でもまぁ、 HPで詳しい時間載せたり、宣伝がない理由もわかったかな。
これもう明らかに地元の身内での祭りだし。
他所から人が来るなんてはなっから想定してないんでしょうね。
姫路の中心地での祭り。
『ひめじ祭り』という姫路の名を冠した別名。
地域で最大クラスの神社。
播州秋祭りの大トリを飾る祭り。
なんていう様々な情報を見て。観光的な要素を持った開かれた祭りを期待してしまったのが間違いだったのかもしれない。




2014年11月11日火曜日

姫路駅地下グランフェスタを歩く動画



姫路駅地下グランフェスタ。
再開発で新しくなってオシャレな名前に変わってしまいました。


何だか高校生の頃を思い出してしまいましたが。
動画の最初の辺り、
確かこの辺りに、再開発前は喫茶店があって、学生時代はよく行ってました。
当時はこの周辺で軽くつまめて落ち着ける店ってのがほとんどなかったのもありますが。
行きつけの店、という言葉に憧れて、ちょっと小洒落た喫茶店に通ってみたんだと思います。
今から考えるとあれはただのフランチャイズ喫茶店だったと思うし、若さ故のなんちゃら、だったんでしょうね。


動画ではここを右折したので撮影してないですが、この先の三番街にある「まねきのえきそば」を誘致したことは一番評価出来ること。
もしかしたら間違ってるかもしれないが、この「まねきのえきそば」
名前のまんま、えきそばだから駅の中でしか食べられなかった。
少なくとも姫路ではそうだったと思う。
今、まねきのHPで確認しても、駅の外で食べられるのは恐らく梅田と加古川とここだけのはず。

知っている人は知っているが、この「まねきのえきそば」
近畿地区限定とはいえ、NISSINからカップラーメンとして発売になる程度には有名。


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日清 まねきのえきそば 天ぷら 85g

日清 まねきのえきそば 天ぷら 85g



知る人ぞ知るB級グルメという感じ。
普通、「そば」と言えばそば粉を使った蕎麦だが、ここのそばは中華麺に近い黄色い麺を使う。
そのあたりの珍しさもあるが、味も良い。
けど、えきそばだからJRに用がある時しか行く機会がなく、ほとんど食べられなかった。
まぁ今は↑のカップラーメンがあるが、それはそれだし。
こうやって駅外に作ってくれるのは嬉しい。
いつかここの動画も作ろうと思う。


2014年11月10日月曜日

人気のある動画を作るためには?

灘のけんか祭りの動画も投稿し終わり、新しい動画を投稿し始めて、改めて思う。
やっぱり再生回数を稼ぐのは難しい。
灘のけんか祭りの動画が当たり前のように即効で数百回再生するからちょっと調子に乗ってたのか。
この落差に気分も落ちちゃうわけで。
やっぱり明確な数字、再生回数というものはモチベーションになるんだな、と再認識した。


まぁ、そうは言っても、この動画で再生回数を稼ぐのは難しいだろうということは普通に理解しているつもり。
そもそもまず検索されるワードがない。
興味を持つ持たない以前に、知らないものを検索しようがない、ということ。
だからまず知ってもらうために皆が知っているもので動画を作りたいが、それもまた難しい話。


そんなわけで、映画版るろうに剣心、ラストサムライの撮影場所とか行ってみようかと思ったけど、どうなんだろうかねぇ。
るろうに剣心については、剣心の頬に十字傷がつくシーンの撮影場所らしい。
まぁこっちは近いのでいいが、ラストサムライの撮影場所、書写山円教寺は地味に遠いし交通の便が悪くて行くのが大変。
他には007、暴れん坊将軍、水戸黄門、大岡越前とかの撮影場所もそこらにあるけど、流石にこれは古すぎか。
でも、新しいけど、インド映画VAI RAJA VAIの撮影場所、とか、反応に困るのもある。
軍師官兵衛の撮影場所。例えば広峯神社とかもあるが、これも交通の便が悪すぎてバイクでもなけりゃ大変そう。
でも広峯神社は一度行ってみたいとは思う。


まぁ人気のある動画を作るのって大変だ。

2014年11月9日日曜日

男山山頂から姫路城を眺める

男山登山。千姫縁の千姫天満宮と男山八幡宮
からの続き。



この場所は特に説明の必要性がないと思います。
とにかく姫路城が綺麗に見える場所です。




姫路城を横から見れる高さなのが丁度良いです。




 姫路の街も一望出来ます。

階段。
急だし、風を遮るものがない場所。
風が強い日はちょっと怖そう。


アップで。
後ろに何か見えるのはクレーンですね。
今現在姫路城は工事中なので、この巨大クレーンが設置されてます。



男山は『山』と言っても小さい山なので、簡単に登れます。
階段はかなり急なので、ゆったり登りたい人は水尾神社内から千姫天満宮・男山八幡宮を通るルートを使うのがいいかも。
位置的にも姫路城のすぐ隣。
近いので、足を運ぶ価値は十分あると思います。

姫路駅側から男山へと来る場合は姫路城西にある千姫の小径を通って来るのが最良です。
千姫の小径の西にある道は狭くて交通量も多いので、危ないです。

男山登山。千姫縁の千姫天満宮と男山八幡宮



男山に行ってきました。


位置はここ。
姫路城の北西ですね。
前回に投稿した『千姫の小径』を抜けたところを左折。
千姫の小径の動画は左に曲がったところで終わってますが、そこからまっすぐに歩いた位置にある山です。
(詳しくは動画を見て下さい)


前回、『千姫の小径』の投稿。
紅葉、秋の『千姫の小径』姫路城周辺のウォーキングコース


この男山。ふもとに水尾神社という神社があり。
さらにそこから少し登ると千姫天満宮、その上に男山八幡宮と、神社が並んでいます。
今回は千姫の小径を抜けた位置から歩いて男山に向かい、順番に参拝した後、男山山頂にて姫路城を眺めました。

動画①では、千姫の小径~水尾神社。
動画②では、水尾神社~千姫天満宮。
動画③では、千姫天満宮~男山八幡宮。
動画④では、男山八幡宮~山頂。
動画⑤では、山頂にてカメラを三脚で固定して姫路城を撮影。

この5つの動画をリストにして上に貼り付けてます。
オススメはやっぱり動画⑤ですね。




さて、この男山ですが。
ふもとにある水尾神社が一番歴史が古く。少なくとも1000年以上前からあるとのこと。
しかし面白いのはむしろ千姫天満宮の方でしょう。

千姫と言えば徳川家康の孫で、秀吉の子である豊臣秀頼の妻となったのは有名。
その後、大阪夏の陣で秀頼が自害した後、本多忠刻の妻となり、本多家が姫路に移封された時に姫路に来る事になりました。
しかし、息子を早くに亡くし、夫である本多忠刻も病に倒れ。
夫の回復と跡取り息子の誕生を願い、1623年に創建したのがこの千姫天満宮とか。
(千姫天満宮は千姫が城から拝礼出来るように山の斜面、姫路城側に建てられています。)
美男美女カップルで、仲睦まじい夫婦だったこと。当時としては異例の恋愛結婚だったという話から、恋愛成就の御利益があるという噂。
この恋愛結婚、というのは、わずか7歳で政略結婚の駒として豊臣家に送られた千姫に対して、美しい千姫を溺愛していたと言われる徳川家康が不憫に思って認めたとか何とか。


そして次は男山八幡宮。
1345年、赤松貞範が姫路山に姫路城を作る時に城の鎮守社として創建。
歴代姫路城主も信仰したという話。
なにげに姫路にとっては重要なんじゃないか?と思う神社。
しかし、知名度が低すぎて姫路市民ですら知らないと思うし、まったく観光地化はされてない。
動画を見ればわかると思うが、静かで、姫路城も綺麗に見えて凄く良い場所だと思う。


NEXT
男山山頂から姫路城を眺める

2014年11月6日木曜日

紅葉、秋の『千姫の小径』姫路城周辺のウォーキングコース




紅葉を迎えた秋の『千姫の小径』を歩いてきました。

 © OpenStreetMap


場所的には姫路城の西側ですね。
画像の赤い矢印の場所です。
姫路城のお堀と川に挟まれた細い小道。
道の両側に桜とモミジが植えられていて、春と秋には絶好のウォーキングコースとなります。
今回は、すぐ隣の好古園の紅葉がそろそろということで、行ってきました。
ですが若干早かった気もしますね。

今回は千姫の小径を抜けた後、男山へと登り、その後は千姫の小径に続く姫路城の外堀の外側を歩いてきました。
それも近いうちにアップロードしたいと思います。
こちらも凄く良いウォーキングコースでした。




さて、この千姫の小径ですが、昔からこの名前で呼ばれていた、なんてことはないと思います。
おそらく、千姫が西の丸を与えられていたというというところから、後からこういう名前を付けたんだと思います。
千姫ぼたん園も城の西側にありますしね。

話は変わりますが、数年前まで姫路に縁のある歴史上の人物と言えば、間違いなく千姫でした。
もしくは後藤又兵衛、あるいは頑張って宮本武蔵。
後藤又兵衛は姫路と大きな縁があるが、一般層の認知度も人気度も低い。
宮本武蔵は一般層の人気も認知度も高いが、縁を主張するには弱い。
なので昔から姫路市は千姫を物凄く押してました。
お土産物屋も千姫グッズ。お菓子に弁当も千姫。
まぁ観光地でよく見るあれですね。
猫も杓子も千姫で、千姫使って観光PR。
身も蓋もない話ですが、千姫の小径もそういう類の一つなんじゃないかなと個人的には思っています。

ちなみに、この千姫押しも2年ほど前に終わっています。
NHKで『軍師官兵衛』の放送が決定。これで全てが変わりました。
あえて誤解を恐れず、ぶっちゃけてしまうと。姫路城は現存する日本の城の中で一番大きくて保存状態も良く、世界遺産にも指定されましたが、はっきり言って姫路城の城主は全員パッとしない。
というのがそれまでの認識だったのは間違いないです。
でなければ千姫をマスコット的に使うわけがないですからね。
勿論、黒田官兵衛みたいに歴史に大きな影響を与えた人物もいたわけですが、あまりにも知名度が低すぎた。
実績はあるのに人気が低いから観光PRで使えなかったわけです。
そこに軍師官兵衛の放送決定。
皆揃って黒田官兵衛に乗り換えですよ。
今は、お土産物屋も黒田官兵衛グッズ。黒田官兵衛饅頭に黒田官兵衛弁当。
ほんの数年前までは千姫千姫と言ってたのになぁ……。と、最近はしみじみと思ったりもするわけです。

2014年11月4日火曜日

灘のけんか祭り観光ガイド(本宮)最初から最後まで、見どころ教えます!

2014年、灘のけんか祭りを見学しようとした時、ネットなどで色々と情報を漁ったが、外からの一般客が観光として訪れる場合に欲しい情報が少なくて困ることになった。
あまり情報も仕入れられず、ぶっつけ本番となったけど結果的には楽しめました。
しかし、事前にわかっていれば、と思うことが多かったのも事実。
そこで、来年以降、観光に訪れる人に活用してもらえればと思い、これをまとめてみました。

出来るだけわかりやすいように、どこで見たらいいのか、など、図や写真、動画も入れて説明したつもりです。
可能な限り、祭りの用語なども説明したつもりですが、詳しい由来や伝承、各村の話など、観光とは軸がずれる話は詳しく書いてません。
この記事は外から来た一般観光客が観光する場合を考えて書いてみました。
地元の人からしたら当たり前な話や、納得出来ない点があるかもしれません。

よくわからない点など、コメント欄で質問があれば答えられるかもしれません。
その時まで詳しく覚えていたらですが……。
(この記事の内容、動画、画像は2014年、灘のけんか祭りの時のものです。)

2014年は色々あって全体で2時間ほど遅れが出たそうです。
理由は早朝に某村で喧嘩があり、重傷者が出たとかで、一時は祭りへの参加が危ぶまれたとか何とか噂がありますが、定かではありません。
なので、動画の時刻は来年以降、あまり役に立たないと思います。
とにかく、この2014年のように予定よりかなり遅れる年もあるので、ご注意ください。




それでは、まず2014年、灘のけんか祭りに行った時の記事。
基本的に時系列で動画も使って説明してます。

2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その1(動画①)神社一周してるだけで申し訳ない
2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その2(動画②③④)動画④は見所一杯
2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その3(動画⑤⑥)牛スジ入りたこ焼きは美味い
2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その4(動画⑦⑧)御旅山への旅


その時の動画。
①は駅から歩いて松原八幡神社の周囲を一周。
②から⑧までは時系列順で祭りの流れをカット少なめで。
カットは少ないので全体の流れはわかりやすいと思いますが、全部見ると長いです。
忙しい人は下に貼り付けてある3分まとめ動画からどうぞ。
オススメは④と⑧です。

動画① 動画② 動画③ 動画④ 動画⑤ 動画⑥ 動画⑦ 動画⑧


 図1
(© OpenStreetMap)

これが灘のけんか祭り開催地域周辺の地図(クリックで拡大)。
著作権等の関係で著作権フリーのオープンストリートマップを使用しているため、詳しい地図情報が書かれておらず、若干見辛いのはご勘弁。
色分けを使って説明しています。色弱の人もご勘弁。


赤い□が祭りが始まる松原八幡神社。
青い◯が御旅山の練り場。
黒い◯が御旅山山頂の御旅所。
黄緑の◯が当日に開放される無料駐車場。
紫の線が屋台や神輿の進行ルートになります。


無料駐車場については『灘のけんか祭りガイドブック2014』に書いてある場所です。
来年以降もこの場所にあるかどうかは保証出来ませんし、駐車場が足りないのか違法駐車している車も多く、そんなに大きなスペースはないと思うので、あてにして車で来るのは危険。

御旅山から松原八幡神社、さらに東にある八家駅まで山陽電車より南側が9:00~22:00頃まで車両通行止めになるので気をつける必要あり。

やはり電車で来るのが最良だと思われます。
当日は特急も山陽電車、白浜の宮駅に停まります。
山陽電車とは、播州のローカル線で、阪神・阪急、共に山陽の駅に停まるので、神戸・大阪方面からお越しの方は阪神電車・阪急電車、どちらを使っても大丈夫です。
それ以外の地域からお越しの方はJRなどで姫路駅まで来て、そこから山陽電車の阪神・阪急、神戸大阪方面行き特急で行くのがいいと思います。






上の動画は3分で15日の本宮の主な行程をまとめてあります。



10月15日、本宮、詳しい流れとしては。

午前5時頃、松原八幡神社拝殿前で露払いの儀。

午前6時頃、海岸(今年は小赤壁付近)で塩かきの儀。

その後、9時頃から練り番を除く七ヶ村の屋台が松原八幡神社に集まりはじめ、午前9時半頃から宮入り。

12時頃に練り番が宮入り。

続いて獅子屋台の宮出し。神官渡御。神輿の宮出し。御旅山へ。

その後に練り番を除く村の屋台が宮を出て御旅山へ。

御旅山へ到着後、ふもとの練り場で練り合わせ差し合わせ。

その後、順番に御旅山へと登る。

16時頃から順番に下山開始。

またふもとの練り場で夜中まで練り合わせ差し合わせ。


箇条書きでざっと説明しましたが、これだけだと初見の人にはよくわからないと思うので、順番に説明していきます。
大体の目安となる時刻は↓のようにオレンジ色で書いていますが、状況によってはズレることもあります。
2014年は最終的に2時間以上遅れたはずです。
目安となる時間は『灘のけんか祭りガイドブック2014』によるものです。




まず最初の『露払いの儀』『塩かきの儀』5:00~
所謂お清めの儀式。
早朝ということもあって、あまり一般観光客が見に行くようなものでもないはず。
ちなみに、露払いの儀はこの松原八幡神社がある松原の地域が代々担当。
塩かきの儀はその年の『練り番』となる地域が担当する。
練り番とは、灘のけんか祭りに参加する旧七ヶ村、現在の七地区が順番に担当する役割で、練り番は10月15日の本宮では屋台を出さず、最後に宮入りして松原八幡神社から3基の神輿を担ぎ出し、それをぶつけあって壊すという神事を行う。

その後、7時頃から各地区が動き出す。自分達の地域を練り歩く地域もある。




その次は『屋台の宮入り』9:20~
動画②
松原八幡神社の南側にある『楼門』と言われる正門から練り番を除く6地域の屋台が順番に入り、拝殿前でお祓いを受け、境内を一周しながら練り歩く。
『楼門入り』とも言われる。

宮入りした屋台は境内に置かれて宮出しを待つ。

                図2
『図2』は簡単に書いた神社+その下の部分の図。『図1』の赤線の部分とその下のブロックまでを拡大。


黒線が境内。
赤い□が楼門。
緑の□が有料観覧席。
青い矢印が宮入り時の屋台の経路。


・実際には東西南北に門があります。
トイレは『図2』の、東と西の門近くと、右下と左下の観覧席の下にありました。
白浜の宮駅のトイレは改札の中にあるので、改札を出ると利用不可能。

・境内については、上にある動画②。楼門の外は動画③を見れば大体の雰囲気が掴めると思います。
白浜の宮駅から歩いて『図2』の外周を一周しているのが動画①です。

・『図2』で緑色で表した観覧席は有料で、一般客は立入禁止。
地元民以外は購入すら不可能という情報(2014年現在、他ブログからの情報)
地元住民に抽選で購入権が当たるとか何とか。


・境内で観覧する場合、境内を一周する屋台の通行を邪魔しないように神社側か壁側に寄っておく必要があるが、神社側は後ろに逃げ場がなくて危険。
しかし、早めに神社側に近い位置を確保出来れば、少し高台になっているので見学しやすいことは確か。




6地区が宮入りしたら、次は『練り番の宮入り』12:00頃
これは動画④の最初に入っています。
総代・副総代と言われる練り番地区の祭りの顔役を騎馬戦のように乗せ、鳥居の外で海水?日本酒?を掛けて清め、楼門を抜けて拝殿前へと走る行為を何往復もした後、最後に拝殿前でお祓いを受けます。
昔はこの鳥居の向こうが海だったとかで、海で清めて宮入りするというのを再現しているとか何とか。
ここは必見です。




その次が『獅子屋台の宮出し』12:00頃
獅子屋台と言われる屋台。『だんじり』とも言われる。
形的にも岸和田などのだんじりの小型版という感じ。
残念ながらここでは撮影出来なかったので映像はなし。
動画⑧の11:52~に、御旅山を下山する獅子屋台なら少しだけ撮影出来た。
この獅子屋台が露払いとなる。




次は『神官渡御』12:20頃
動画④9:15~
神官、つまり神職、巫女が御旅山へと渡ります。
日本の伝統楽器をかき鳴らしながら御旅山へと歩きます。
この一行についていくのも面白そうですが、警官隊がガードしていた気がします。




『神輿の宮出し』12:45頃
動画④12:00~
三基の神輿を担ぎ出し、神社前でぶつけあいます。
この神輿をぶつけあう様子が『けんか祭り』の由来となったと言われているそうです。
つまり、灘のけんか祭りのメインとも言えるかもしれません。
この神事は必見ではありますが、御旅山のふもとの練り場でも行われます。
しかし、御旅山で一般客が近くで観覧することは実質不可能と言っていいでしょう。
この行事を見るならここで見ておくべきです。
勿論、地元の人に伝手があって観覧席を確保出来るなら話は別になりますが。
神輿が壊れれば壊れるほど良いとされているそうで、激しくぶつけあいます。
動画を見ればわかると思いますが、誘導に従って道を空けていても構わずに人垣に突っ込んできますので、小さい子供やご老人が近くで観覧するのは大変危険。
抱っこ出来る年齢の子供なら親が抱いてればいいので逆になんとかなりそうだが(動画にも映ってるが、実際なんとかなってた)、小学校低学年ぐらいで抱っこ出来ないけどちょろちょろしたがる年齢の子供あたりは物凄く危険だと思った。

神社前でぶつけあった後、御旅山へと向かいます。




『屋台の宮出し』12:55頃~13:45頃
動画⑤動画⑥
練り番を除く6地区が順番に屋台を宮から出して御旅山へと向かいます。
その時、境内と神社前で練り合わせ、観覧席前を一周して行きます。
境内で宮出し前に差し合わせる屋台。
この画像の2基は最後の2つ。
神輿も屋台も、宮から出て順番に御旅山へと移動するので、観覧客もそれに合わせて移動します。
この最後に移動する屋台の番になる頃には、ほとんどの観覧客が移動していますので、人が少なくて近くで観覧しやすかったです。
ただ、その後、御旅山に行く場合、混雑に巻き込まれるというデメリットもあります。

『練り合わせ』『差し合わせ』についてですが。
『練り合わせ』とは。屋台を肩に担ぎ上げ、複数の屋台で合わせること。
『差し合わせ』とは。肩に担ぎあげた屋台を更にもう一段、天に掲げるように持ち上げ、複数の屋台で合わせることです。




『御旅山へ』
動画⑦ 神社横から御旅山までの動画。 
宮から出て、神社前の広場で練り終わると順番に御旅山へと移動します。
経路は『図1』『図3』の紫の線を参考にして下さい。
12:00頃から松原八幡神社で神事を終えたものから順番に移動していきます。
今回は宮出しを見ていた最後の2基の後をついていきました。
御旅山が近づいてくると、山肌に人がワラワラといるのが見えて圧巻です。
ちなみにこの画像は『図3』の下側、図に入るか入らないかくらいの位置だと思います。




 図3
(© OpenStreetMap)

『図3』は御旅山周辺の拡大図です。
詳しくはGoogleマップの衛星写真などで確認してください。

赤い◯は御旅山ふもと、広畠の練り場。
黄色の◯は御旅山山頂近くの広場。
黄緑の□はトイレの位置。
紫の矢印は屋台などの進行ルート。
青い線は、当日、御旅山へと登るための階段。
黒い線は御旅山への裏道。



・御旅山とその南側の山の山肌にある観覧席ですが、土地の地権者が個人的に貸出しているもので、一般客は立入禁止とのこと。
練り場に一番近い場所で数十万円。山頂に近い場所で数万円とも言われていますが、値段の話を外に漏らすことはタブー(他サイトによる情報)という噂で、詳しい情報は流れてこないし、地元民でも全ての値段を知ってる人は少ないのではないかと。
また、基本的に毎年毎年同じ場所を同じ人が借りるという暗黙の了解的な何かがあるという話で、地元民でも新しく場所を確保したり別の場所に移るのは困難だとか。
この練り場の周りの家も観覧席を増設されていますが、そこも状況は同じ。

・祭り期間中、この赤い◯の付近は、道路(313号線)以外は一般客立入禁止になります。
御旅山へと登るメインの道が立入禁止になるので、観覧客は西側にある青色の線で表した階段を使って道に入ることになります。

黄色の◯は山頂手前の広場。
各町の休憩所テントはここに設置されています。
この位置から練り場を見下ろすのが一般観光客にとっては一番まともな観覧スポットだと思われます。
ですが狭いので、多くの人が観覧出来るような余裕はありませんし、流石に遠すぎなので双眼鏡が必須かも。

黄緑の□はトイレですが、数はそれなりに充実していると思います。
『図3』では大体の位置ですが、表示しています。
山頂にもいくつかありますので、登っても安心。
『図3』左端のトイレは小学校のトイレが使用可能になっていました。
この位置については、来年以降も同じ位置にあるかは確約出来ません。

・黒い線は帰ってきた後でGoogleマップを見てから気づいた道です。
当時、ここは何度か通ったのに気づきませんでした。
御旅山山頂へと登れる道みたいですが、確認出来ず。
あれだけ混雑するほど人がいる中なら目立つはずだが、人が通ってるような感じがなかった。
ここが通れるなら混雑が避けられて劇的に便利になる可能性があります。




『御旅山、ふもと』
動画⑧の最初から。
御旅山へと到着したら、神輿も屋台もふもとにある練り場で練ります。
場所は『図3』の赤い◯の場所。
周囲を囲むように観覧席が設置され、南北の山肌も観覧席になっています。
動画⑧の最初は、この『図3』の赤い◯の練り場、そのすぐ下の道を通っているところから始まりますので、それを見ていただければわかると思いますが。練り場の周りに一般観光客が観覧出来る場所なんてありません。
なんとか観覧出来そうなのが、この道(313号線)の外側半分のところ。
写真左側、赤い線で囲った場所。警官の後ろ。
ここで道の半分を塞ぐ形で観覧するのが限界。
十中八九が黙認されているというだけの場所なので、オススメとは言えません。
立ちっぱなしになるので辛いだろうし、一度場所を離れたら戻ってきても入る場所はないでしょう。
ちなみに、右側の黄緑色の線で囲った場所が一般客立入禁止エリアです。




『御旅山、登り』
動画⑧2:45~ふもとの階段から
練り場で好きなだけ練った屋台は順番に御旅山を登っていきます。
目安となる時間は書いてませんが、大体13:00頃からだと思います。
トイレは中腹と山頂。

動画⑧4:17
画像は御旅山を登る道のU字になっている折り返し地点。
こことか、他にも道の途中に小さなスペースがあったり、そういう場所で観覧する人も多い。
が、2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その4でも書いたが、夕方からの混雑する時間帯に屋台の下山の時間が重なる時は人が密集しすぎてかなり危険。
その時間帯でなくても登り下りで屋台が通過する時は危険。
動画⑧5:40~を見てもらえばかわかりやすいと思う。
屋台は台車に乗せて引っ張りあげてるのではなく、人間が肩に担いで持って上がっているわけで、少しバランスを崩すと左右にブレます。
実際、バランス崩して隣の木に突っ込んだこともあるという話。
後ろに避難場所がない所は何かあれば終わりということ。

『図3』黄色の◯の広場。その観覧席側。
この黒い柵の左の道を下ると観覧席へと下りることが出来ます。
勿論、上に書いたように勝手に座れない席なので入ってもあまり意味はありません。
通行の邪魔にならなければ何も言われないかもしれませんし、少し写真を撮るくらいなら大目に見てもらえるかもしれませんが、まぁ入らないほうがいいでしょうね。
周りは酒も入って宴会状態ですから、邪魔になるような場所で留まっていたら罵声が飛んできても仕方がないです。
黒い柵の右側に人が集まっていますが、ここが上でも書いた一般客が練り場を観覧出来そうなポイントです。
写真の真ん中、倉庫みたいなのがあるおかげで、この場所からはほとんど何も見えません。
もう少し黒い柵の右側を奥へと歩いて行くと……。
こういう感じに見えます。
動画⑧8:34~
綺麗に練り場全体を見渡せますが、やっぱり小さくなってしまいます。

あと、山頂にはテキ屋もありますが、御旅山で長く観覧するつもりなら食べ物飲み物なり準備してから上がるほうがいいですね。




『山頂での休憩』
御旅山を登ったら全ての屋台が登ってくるまで待つことになるので、担ぎ手達は休憩になります。
動画⑧6:40~
山頂の御旅所の動画があります。
登ってここで神事を行い、下っていきます。




『御旅山、下り』16:15頃~
動画⑧11:52~
全ての屋台が登り切ると最初に登ったところから下っていきます。
この時は完全に夜でした。
2014年は全体的に2時間以上遅れたらしいので、真っ暗になってますが、普通はここまで暗くならないと思います。
暗くなってかなり冷え込みました。
ここまで残って見学するなら、どちらにしろ温かい服は必要かもしれません。

この時のBlogにも書きましたが、ここもちょっと休憩出来るような場所は、買うことが出来ない有料席か、それ以外は地元の自治体がテント張って関係者以外立入禁止にしている場所くらいしかないので、とにかく腰を下ろして休憩が出来ない。
上の写真は『図3』黄色い◯の道路側にあった土手の上になんとか腰を下ろした時に撮影したもの。
真後ろは自治体のテントで、テントと土手の僅かな隙間に座った形。
他にも平地がないわけではないけど、祭り関係者がごった返している真ん中に一人どっかり腰を下ろして休憩は流石に出来ないわけで。
灘のけんか祭りに行って一番困ったのはここだと思う。

この後、屋台について下山しましたが、山道は大混雑でした。
屋台が全て下山するまで待つべきだったのかもしれません。
詳しくは2014年、灘のけんか祭りに行ってきた その4に書いてある、この時の記事を見てほしいところですが、まぁとにかく混雑しすぎてかなり危険でした。




『夜の練り場』~22:00頃?まで
山を下りたら下の練り場で遅くまでワイワイと練り合わせ差し合わせ。
夜遅くまで続きます。
観覧席は弁当持参の酒も持参で大宴会。ここからがクライマックス。
しかし一般観光客は屋台が下山するともう終了ではないでしょうか。
下山して、『図3』青い線の階段から練り場へと向かおうとしてちょっと進んだところ。
人が多すぎて前に進めません。
地理的にここを抜けないと白浜の宮駅には行けないので、強引に進もうかと思いましたが、この時は断念。
勿論、無理矢理通ってる人もいたので、まったく通れないわけではなさそうです。
このように、明るい時よりも夜になってからのほうが会社帰り、学校帰りの人が集まってきますので、ますます混雑します。
この位置でもこれなので、当然ながらこの先にまともに観覧出来るスポットはありません。
屋台が下山してしまうと、一般観光客は山頂から小さい屋台を眺めるしか観覧出来る場所はないと思います。




まとめ、おすすめ、注意点
この時は『祭り全体の動画を撮影する』という目的があったので、昼前には到着して、そこから夜の9時頃まで歩きまわって観覧しながら撮影しましたが、普通に観光したいだけなら見たいものを決めて、時間を決めて観光したほうがいいです。

特にオススメするなら松原八幡神社です。
祭りのメインは間違いなく御旅山のふもと、練り場ですが。御旅山の周囲は全て有料席でガッチガチに固められているので一般観光客がまともに観覧するのは不可能と言っていい。
松原八幡神社も人は多いし観覧席は有料ですが、境内も門の外も一般観光客でも入れます。
特に門の外は広いし比較的近くで観覧出来ます。
大体、朝から14:00くらいまでの時間の松原八幡神社。特に12:00~13:00前後には色々詰まっているのでオススメですね。

その後の御旅山は祭り観覧への熱意がある人なら……。という感じ。
それか地元とのコネですね。
この地域に伝手があって観覧席を確保出来るならゆったりと宴会でもしながら楽しめるでしょう。
地元企業も接待やら社員慰労のために確保しているということなので、取引先にこの地域の企業があるなら招待されたり。あるいは交渉次第で用意してもらえるかも。
でもそうでないなら、観覧にはある程度は覚悟が必要。

それでも「御旅山で観覧したい」「見に行けるのは14:00以降」という人は御旅山を登ろう。
下にいても恐らくほとんど見えないので、山を登り下りする屋台や神輿を観覧するのがオススメ。
『図3』黄色い◯のあたりか、山頂の御旅所付近が良いと思います。
ブルーシートなんて広げるスペースはないですが、小さいシートやクッションがあれば便利かもしれません。
しかし、人が多すぎて落ち着ける場所なんて見つけられない可能性が高いですが。

16:00までに来れないなら諦めたほうがいい……かも?
予定通りなら16:15頃から屋台や神輿の下山が始まります。
屋台が登っている時に登るなら、後ろに付いて登ればいいだけですが。屋台が下る時に登るというのは危険です。
動いてる屋台の隣をすり抜けるというのは凄く危険な行為。
しかも凄く混んでる時間帯ですから、屋台が止まってる時間を狙って進むというのも難しいです。
なので、16:00頃までに来れなければもう諦めたほうがいいと思います。

帰る時は『白浜の宮駅』か『妻鹿駅』か、状況に応じて。
御旅山へと行かず、松原八幡神社だけ見て帰った場合は問題ないのですが。
御旅山を登った場合、帰る時に白浜の宮駅に行くには御旅山ふもとの広畠の練り場前を通らないといけません。
ここは常に大変混雑してますので、妻鹿駅から帰ることも考えておいて損はありません。
ここからだと妻鹿駅のほうが近いですしね。
ただ、妻鹿駅には特急が止まらないので乗り換えが必要になるかもしれませんし、御旅山から妻鹿駅までは街灯も少なくて夜は真っ暗になります。人通りもまったくありませんでした。
女性には全くもってオススメ出来ませんし、そのあたりを考慮して考えて下さい。

疲れたから少し休憩……するような丁度良い場所なんてない。
基本的に田舎町なんで、周囲に何もないんです。
長い時間見物するとなると、昼飯、晩飯と必要ですが、この近辺だと厳しい気もします。
そこらのテキ屋で買って道路脇に腰を下ろすしかないかもしれません。




長くなりましたがこんな感じだと思います。
まだ何か抜けてる気もしますが、こんなもんでしょう。
このBlogが皆さんの参考になれば嬉しいです。