姫路の名産品
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2014年10月11日土曜日
英賀神社・英賀城跡、散策1 黒田官兵衛の名を広めるきっかけとなった場所
姫路市内にある黒田官兵衛ゆかりの地を歩いてきました。
この動画は山陽電車夢前川駅から歩いて英賀神社に到着するまでです。
神社や城跡については次回にわけます。
この飾磨区にある英賀の地ですが、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』で言うなら、
第10話 「毛利来襲」で浦宗勝が率いた毛利軍が上陸し、英賀合戦に発展した場所。
史実ならこの英賀城主だった三木通秋が毛利軍を迎え入れたことになっていますが、軍師官兵衛ではそのあたりはさっくりカットされて英賀城の存在から描かれていなかったと思います。
この時代の播磨は赤松家の衰退によって地域を統治する有力な大名がおらず、別所家と赤松家、そして小寺家(黒田家の主家)が有力で、それらを含めた各勢力が小競り合いを続けていたような状況。
この英賀城の三木氏など、その他小勢力の武将がクローズアップされないのは仕方がないと言えるかもしれない。
『軍師官兵衛』でも描かれましたが、黒田官兵衛は織田側として毛利の水軍と戦いますが、1000人の兵の半分を主家の居城である御着城を守るために取られ。わずか500の手勢で5000の毛利軍を撃退しました。
農民達にありったけの幟を持たせ、音をかき鳴らしながら後方から攻め立て、援軍が来たと錯覚させ、人数を水増ししてみせたとか。
この働きによって、ただの地方の小勢力の家老でしかなかった黒田官兵衛の名は策士として轟くことになりました。
この英賀の地はそういう地です。
© OpenStreetMap
http://www.openstreetmap.org/copyright
地図上の、
赤◯が『英賀神社』
青◯が『英賀城跡公園』
黒◯が『英賀城本丸跡』
緑◯が『山陽電車、夢前川駅』
になります。
動画では山陽電車夢前川駅から行ってます。
観光などで訪れる場合、地図には入ってませんが、北側にJR英賀保駅があり、城跡や神社に近いのはそちらかも。
その他にも、英賀城本丸跡の近くに毛利軍上陸地の石碑もあるはずなので、これらも一緒に見るなら山陽電車西飾磨駅からのほうが良いかもしれないです。
しかし、英賀神社内に英賀城土塁跡があり、ここまで離れて本丸跡があるってことは、このあたり一帯が英賀城だったのかもしれない。
英賀の町も英賀城も英賀城主の三木氏が毛利側に付いたために秀吉によって攻められて全て焼け落ちたそうなので、何も残っていないのが残念。
この時代では播磨三大城と呼ばれるほどの城だったとか。
さて、今回の英賀についての動画。
この①の動画には英賀神社も英賀城跡も入ってない。 ただ目的地へと歩くだけの動画。
本編は②と③の動画のほうと言ってもいい。
しかし、この①の動画については個人的に満足のいく出来だと思っている。
満足が出来たから普通ならカットするものを動画にしたと言ってもいいかも。
よく観光会社のツアーガイドさんが、
「家に着くまでが旅行です」
と言うが、まさにそれが言い得て妙であり。そしてそれとは少し違うかもしれないが、目的地までの道もまた旅行だと思う。
こういう観光地の写真や動画を撮ると、やっぱり観光スポットをピンポイントで写したものになりがちだけど、こうやって田舎の駅からスタートして、グダグダしつつ目的地にたどり着くのもまた旅行。
個人的には、目的地に着いて目的の綺麗な場所を綺麗な角度からパッと撮影して終わり、という動画にはしたくない。
見てる人が一緒に旅行している気分になれる動画にしたい。
しかしながら、長ったらしい動画を作っても、視聴者を飽きさせたら即ブラウザバックされてしまう。
今のyoutubeには細かいアナリティクス機能が付いていて、その動画が何分ほど視聴されたのかがわかってしまう。
理解出来てしまうから難しい。
そんな中で試行錯誤した動画がこれ。
とりあえず色々やりつつも自分が作りたい動画は大体出来たんじゃないかと思う。
これが吉と出るか凶と出るかはわからないが、この動画作りの方向性は維持したいな。
次へ続く→
英賀神社・英賀城跡、散策②
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